一歩上のステージへ。東京大学を支えた引退選手が語る3年間|引退特集2025 ~東京大学編~
2025年、純正チームとしては9年ぶりとなる勝利を挙げ、チームとして一段階成長を遂げた東京大学。メンバー不足に苦しんだ時期を乗り越え、今年は大黒柱として東京大学丁友会を支えてきた選手たちが引退を迎えた。彼らに、丁友会で過ごした3年間を振り返ってもらった。
#1 中野智博(県立旭丘)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
みんなと仲良く野球できて楽しかったです。
Q.3年間で一番印象に残っている出来事は?
山口(山口彰文)がダウンを着て、審判に怒られたシーン
Q.丁友会の印象と今後への期待は?
入ってきたときは当たり前に五回コールドで負けてましたが、今はたまに勝つことができててびっくりです。
Q.平根壮馬(1年)から見た中野智博とは…?
なんだかんだ優しいし、面白い人!おそらく練習はほとんどしてないと思われるのに、試合に来ればヒットを打っている印象。
Q.久保出(2年)から見た中野智博とは…?
中野さんは今年はシーズン序盤こそ留学でいませんでしたが、帰国後は韓国で仕込んだ(?笑)粘り強いバッティングと堅実な守備でチームを引っ張ってくれました。中野さんにはプライベートでもお世話になったりして、進路のことなども相談させていただいたりしたので、引退されるのは寂しいですが、良かったらぜひ来年、試合見に来てください!
#3 山口彰文(県立金沢泉丘)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
軟式野球サークルの同期だった中野(中野智博)に誘われ、大学2年生から丁友会に入りました。大学3年時には主将を任せていただきましたが、リーグ戦で勝利を挙げることができず、悔しさの残るシーズンとなりました。最終学年として臨んだ2025年シーズンでは2勝を挙げることができ、仲間たちと勝つ喜びを分かち合えたことは、何よりの思い出です。
Q.今までの野球人生を振り返って
常に良い仲間に恵まれてきた野球人生だったと思います。挫折を味わうこともありましたが、小学生の頃から続けてきた野球を今も好きでいられるのは、素敵な仲間たちと出会い続けてきたからだと感じています。
Q.丁友会の印象と今後への期待
楽しく野球をしたい人には、どこよりも丁友会がおすすめです!
手の届かなかった勝ち点を、ぜひ掴み取ってほしいです。
Q.石崎健太(3年)から見た山口彰文とは…?
野球が大好きな少年。野球が久々だと言っている時もファインプレーや長打を連発していて本当にセンスを感じます。割と脳筋なところがあり、真冬に半袖でプレーをしている姿は今でも忘れません。
Q.山家離空人(3年)から見た山口彰文とは…?
一言で言えば「野球少年」です。誰よりも野球が上手くて誰よりも強気、時々やりすぎな面もあるけど、それがむしろ羨ましいと感じるくらいには魅力的な男だと思います。会社に入っても、草野球でも野球は続けて欲しいです。
#6 杉岡勇哉(灘)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
入った時は同期いなかったし、まともな試合にもならない状況で正直そんなに楽しくなかったけど、同期増えて純正チーム組めて、ちゃんと戦えるようになって、勝つこともできてすごい充実した3年間になったと思う。先輩とも仲良くさせてもらって、いい雰囲気で野球ができたのが嬉しかった
Q.3年間で一番印象に残っている試合は?
3年間で1番印象に残ってる試合は開幕戦の立教戦かな
最後の年に勝って、勝利投手もなれて最高のスタート切れた試合
初めて勝てたし、打も投も噛み合ってすごいいい試合やった、楽しかったね
Q.丁友会の印象と今後への期待
丁友会は超いい雰囲気で試合できるチーム!とにかく全員が野球を楽しんでるし、みんなが試合に出ていいプレーをすることが1番って感じが最高です。その上で今年は勝てるチームになって、より良い雰囲気だったと感じてました。
来年以降はまずはやっぱり勝ち点とって欲しい。結構引退する人が多いけど、一年生も入ってくれてるし、最下位脱出できるといいなぁ。たまに助っ人で行きたくもある。
明るい雰囲気のまま強いチームになっていけるように応援してます!
Q.小谷逢斗(3年)から見た杉岡勇哉とは…?
我が東大の全戦力のうち約半分を占める大エース。ストレートも変化球も一級品でバッタバッタ三振を取るただのバケモン!彼のおかげで勝利を挙げることができたし、守っていてめっちゃ楽しかったです!優しいしおもろいし虎党だし、めっちゃいいやつです!笑
また丁友会に遊びに来てな!
Q.中村快遼(2年)から見た杉岡勇哉とは…?
抜群の身体能力で高校時代はやっていなかった投手として1年間投げきり奪三振タイトルを獲得したのは流石の一言に尽きる。東京大学のエースとして長いイニングを投げ安定感は抜群、ピンチの際のギアチェンジは見ていて惚れ惚れするものがあった。
副主将 #67 駒井清了(金沢大学附属)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
改めて野球が本当に楽しいなって感じることができました。部活を2年の秋に辞めて、当時はイップスもあるし身体もボロボロの状態で、それでも丁友会の人たちが暖かく迎え入れてくれて嬉しかったです。伸び伸びとプレーすることができる環境で、練習の頻度は減っているのに不思議と野球が上手くなっていく実感がありました。最終年の今年は、個人としては及第点と言える成績を残せましたし、チームとしても9年ぶりの勝利を掴んで、悔いなく引退することができました。一緒に野球をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
Q.今までの野球人生を振り返って
高校1年生の冬から始めるという異端な経歴でしたが、高校では23年ぶりの勝利に貢献することができ、その年の甲子園で準優勝した星稜高校と対戦して、後にプロ野球選手となる人たちと野球ができました。大学でも当初は部活に入部して毎日必死に練習していましたが、怪我が続いたりイップスを発症するなど思い描いていた野球人生とは程遠い形となってしまい、野球が嫌いになりかけました。そしてこのリコタイと出会って、少しずつですが上達が見られ、チームも人数が増えてついに今年9年ぶりの勝利を掴みました。野球をやってきて良かったなと心から思えました。何かと”〇〇年ぶり”に縁があったり、後にプロ野球選手になる人と対戦できたりと、運の良い野球人生だと思いました。
Q.丁友会の印象と今後への期待
僕が入ってきた時と比べて本当に人が増えてにぎやかになったなと思います。ノーサインで各々が楽しくプレーする、まさに「個性を貫く野球」という言葉がぴったりのチームだと思います。来シーズンはエースや主軸が抜けて難しい戦いにはなると思いますが、みんなの力を合わせて、楽しむことを第1にプレーしてほしいです。次は勝ち点獲得、見たいです。
Q.中村快遼(2年)から見た駒井清了とは…?
前年から調整したフォームで今年は高打率を維持しており、ここぞのチャンスで打ってくれる頼りがいのある副主将だった。球をよく見極め、エルボーガードから放たれる威圧感を武器に大活躍し、チームの中でも元気印として欠かせない存在だった。
Q.川合陽大(1年)から見た駒井清了とは…?
野球にストイックで、いつも優しく気にかけてくれて、とても頼りになる先輩です!まだまだ一緒に野球がしたかったですが、色々とお世話になった一年でした。
#76 高橋克幸(渋谷幕張)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
もう野球は一生やらないって思ってたけど、駒井(駒井清了)が誘ってくれて行ったら、野球の楽しさを再発見することができました。今までのカテゴリーで1番野球が楽しかったです。
Q.3年間で1番印象に残ってる試合は?
初めて行った検見川での夕凪SO BLUEさんとの練習試合の初打席と最後のルーキーの検見川での法政戦の最終打席です。(2つあるけど笑)
トータルでは打率とか成績はあんまりだったけど、僕の丁友会人生の最初と最後の打席でヒットを地元の千葉で打てたから満足です。
Q.丁友会の印象と今後への期待
なんでここにいるのってレベルの選手もたくさんいて、試合中は真剣に勝ちを目指しつつも、ゆるーく楽しいチームだったなーって感じでした。来年はメンバーがごっそり抜けて大変かもしれないけど、野球を楽しんでプレーして欲しいです。
Q.平根壮馬(1年)から見た高橋克幸とは…?
どんなに調子が悪そうでも、毎試合ヒットを打ってくれる打者。バッターボックスでの雰囲気も抜群。
Q.加賀谷昊(2年)から見た高橋克幸とは…?
華麗な逆方向へのヒットにいつもうっとりさせられました。いつもチームを楽しくさせてくれる存在です。明るく元気で優しくて、大好きです!
#86 中村春輝(県立高岡)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
この3年間を振り返って、今心にあるのはとにかく楽しかった!という純粋な気持ちです。
高校野球の経験がなく、最初は硬式球の重みや感触に戸惑うこともありました。しかし、いざ試合へ行けば、いい球場でプレーできる環境がありました。それが何よりありがたかったです。
参加できたのは年間数試合と決して多くはありませんでしたが、その一つひとつの試合がいい思い出になっています。
Q.3年間で1番印象に残ってる試合は?
やはり初めて勝利を挙げた試合です。
助っ人に頼ることなく、勝ち切れた瞬間はとても嬉しかったです。正直なところ3年間一度も勝てなかったらどうしようという不安もありましたが、あの1勝で少し安堵しました笑。杉岡(杉岡勇哉)君に大感謝です。
Q.丁友会の印象と今後への期待
今は兼サーの人も多く、練習などに人が集まりづらい状況なので今後は丁友会がメインのサークルという人が増えていったらいいのかなと思ってます。
Q.小谷逢斗(3年)から見た中村春輝とは…?
東大屈指のマッチョマンであり優男。自慢のタフネスさと鋭い緩急をつけたピッチングで試合を作ったかと思えば、パワーマックスのフルスイングでヒットも量産、投打に渡って大活躍でした!
ほわっとした雰囲気でフレンドリーで、面白い話をたくさんしてくれるめちゃめちゃいい先輩でした!
Q.黒田伊織(2年)から見た中村春輝とは…?
ボディビル部で鍛えた体から繰り出される変幻自在の投球は見ていてとても魅力的でした!
試合の参加率も高く、いつも楽しそうに野球をする姿を見て、後輩もとても楽しく野球ができていたと思います!
3年間お疲れ様でした!
マネージャー長 #33 清原史帆(田園調布雙葉)

Q.リコタイでの3年間を振り返ると?
新歓に行った時に先輩方が温かく迎え入れてくださった事がとても嬉しく、練習も丁友会らしい和やかな雰囲気で行っていて入部を決めた事を今でも覚えています。入部当初はマネージャーがほぼ1人という状況で、その先輩の存在が物凄く大きなものでした。先輩が引退されてからはどうすればその先輩のように部に貢献できるかなと考えていましたが、有難いことに選手もマネージャーも倍程に増え、楽しい丁友会生活が送れたと思っています。試合での雰囲気がとても良く、部員もマネも仲が良い丁友会が本当に大好きでした!先輩や同期、後輩に本当に恵まれたなと感じています。ありがとうございました!
Q.3年間で1番印象に残ってる試合は?
一番最初に行ったリーグ戦!初めて立派な球場に入り、ベンチで試合を見た時は迫力が凄かったのを覚えています。私が好きな、硬式球でしか聞けない打球音も、試合の臨場感と共に味わえました!
Q.丁友会の印象と今後への期待
試合での勝利と勝ち点の獲得です!今の丁友会は人数も増えてきてその分実力も上がっていると感じています。試合を見ている中でもあと一歩で…という惜しい試合が何度もありました。勝利を掴むために練習を増やして技術を磨くことはもちろん、選手にはもっともっとレベルアップして欲しいと思っています!今後は勝ち点を獲得してリーグでも上位に食い込めるように頑張ってください💪
Q.杉岡勇哉(3年)から見た清原史帆とは…?
とにかく野球が大好き。
シゴデキだし、明るくていつもベンチを盛り上げてくれるムードメーカー。カメラも持ってきてめっちゃいい写真撮ってくれるし、スコアも書いてくれて実は試合日に1番働いてくれてる。
唯一の入部時からの同期、何かと救われました!3年間一緒に過ごせて本当によかったよー、ありがとう!
Q.鈴木優羽(2年)から見た清原史帆とは…?
経験者ということもあり、練習の時には選手に劣らない動きを見せていました!
他サークルとの兼任で忙しくても、丁友会のマネ長としてそつなく仕事をこなし、マネの仕事を全然覚えられなかった私を含め、みんなにフレンドリーに接してくださる、優しくてとにかくカッコいい先輩です!
取材・編集:鈴木優羽

