逆転サヨナラ勝利!立教、執念の攻撃で熱戦を制す|明治×立教 1回戦
◇明治9‐10x立教 延長10回タイブレーク
19日・町田市営小野路公園野球場
4月の心地よい陽気の中、両チームにとって負けられない初戦が幕を開けた。両チーム初回から点を獲り合う白熱した試合になり、延長戦に突入。10回に立教がサヨナラタイムリーツーベースを放ち、今季初勝利を収めた。
試合は初回からいきなり動いた。立教の先発・山﨑翔太(県立千葉東)は1番・2番打者にヒットを許し、0アウト1・3塁のピンチを迎える。ここで明治の3番・仲田塁音(佼成学園)の犠牲フライで、先制を許した。

追いつきたい立教は、2回裏に反撃の狼煙を上げた。明治の先発の松村直樹(高輪)から5番の篠田大成(川口市立)が四球を選ぶと、続く甲斐惟幾(桃山学院)がレフトへのツーランホームランを放ち、逆転に成功した。

しかし明治も負けてはいない。互いに譲らず同点のまま、8回の攻防を終えた。
9回表、明治の4番・浦野祥太郎(中京大中京)が立教の3番手・坂本大樹(県立牛久栄進)から四球を選ぶと、ここから明治が追い上げを見せる。坂本は5番・6番を抑えるも、7番・8番に出塁を許し、2アウト満塁のピンチをまねく。しかし坂本は代打の犬塚陸斗(県立相模原)を空振り三振に抑え、ピンチを切り抜けた。

10回表、ツーアウト1・3塁から4番・浦野がサードゴロを放つが、内野の失策が絡んで明治は一気に2点を勝ち越した。
しかし、その裏、6番・甲斐がレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を返した。さらに、7番の木村航太朗(県立日立第一)がライトへの2点タイムリーヒットを打ち、9-10xで立教がサヨナラ勝利を飾った。

サヨナラタイムリーヒットを放った木村は、「開幕戦のここぞという場面で打ててよかったです」と笑顔で語った。また、勝利投手となった坂本は「まず開幕戦の勝利に貢献できてよかったです。試合は痺れるシーソーゲームで登板後すぐタイムリーを打たれてしまいましたが、引きずらずに淡々と投げることができました。要所で三振を取ることができているので継続していきたいです。この流れにのって連勝できるように頑張ります。」と引き締まった表情で意気込んだ。
キャプテンの石附士道(佼成学園)は「激しい試合の中で、山﨑・門田(門田憲資《都立小山台》)・坂本が粘り強く投げてくれました。開幕投手は山﨑と決めていましたが、3人とも期待以上の活躍でした。打線もつながり、ホームランも2本出て、これまでの練習の成果が出た試合でした。守備には課題が残りますが、とても価値のある試合でした。」と試合を振り返った。
今季初勝利を挙げた立教は積極的なバッティングで着実に点を取っていったことでシーソーゲームを制した。次の慶応戦も勢いに乗って勝ち点を重ねていくことを期待する。
一方、敗れた明治も立教の攻撃にも負けずに点を重ね、延長戦では相手のミスを見逃さずに点を取っていた。今後の活躍が注目されるだろう。
文:片岡陽香

