早稲田、打線爆発で法政に完勝!| 早稲田×法政 1回戦

◇法政2-12早稲田(6回コールド)
10日・スリーボンドベースボールパーク上柚木

昨季、リーグ戦優勝の法政とZETT杯優勝の早稲田による一戦は、早稲田が初回に一挙8点を先制し、試合の主導権を握った。投手陣も隙を与えず、攻守で圧倒した早稲田が6回コールド勝ちを収めた。

1回裏、早稲田は2番・柳下大勢(鎌倉学園)の適時3塁打で先制すると、3番・倉賀野稜希(鎌倉学園)にも3塁打が飛び出し試合の流れをつかむ。その後も、相手のミスや四球が絡み、打者13人の猛攻で一挙8点を奪う。

2回裏、法政はこの回から吉村優吾(桐光学園)がマウンドに上がる。しかし、早稲田は8番・金井晴琉(白陵)の安打などで1アウト満塁のチャンスを作り、内野ゴロの間に1点を追加する。

3回裏、この回も早稲田は攻撃の手を緩めない。先頭の3番・倉賀野がレフトへ2塁打を放つと、続く4番・森悠生(市川)の2塁打に相手のミスも絡んでさらに1点を追加し、0-10とする。

守っては、早稲田の先発・新名海央(県立大分舞鶴)がテンポの良い投球を見せ、3回まで被安打1、無失点と法政打線に反撃の隙を与えない。

4回裏、1アウト3塁ながら、ここは法政の吉村が意地を見せる。代打・小屋拓大(県立大分舞鶴)を空振り三振に抑え、続く柳下もセンターフライに打ち取り、早稲田打線を0点に抑える。

すると5回表、法政は相手の失策と3番・上野睦月(日本大学第二)のライトへの安打で0アウト満塁のチャンスを作る。ここで一気に流れをつかみたいところであったが、その後打線が繋がらず、併殺の間の1点にとどまった。

5回裏、早稲田は3番・倉賀野のライトへの安打でこの回もチャンスを作る。ここで途中出場の田原佑輔(県立徳山)がライトへの適時打を放ち、2-11とする。この打席を田原は「リーグ戦初安打が適時打になってよかったです。」と振り返った。

リーグ戦初の安打が適時打となった田原


6回表、この回から早稲田は本拓真(獨協埼玉)がマウンドに上がる。法政打線相手に、安打こそ許すものの奪った3つのアウトはすべて三振と付け入る隙を与えない。

6回裏、早稲田は先頭の金井が四球で出塁すると小屋が安打でつなぐ。続く上杉裕翔(鎌倉学園)も四球を選び、満塁のチャンスで打席にはここまで3安打の3番・倉賀野。法政が前進守備を敷くなか、ファールで粘って放った打球は内野ゴロ。打ち取られたかに思われたが、ここでホームへの送球が逸れ、10点差となり早稲田がコールド勝ちを決めた。

初回に3塁打を放ち、チームを勢いづけた柳下


初回にいきなり3塁打を放ち、チームに勢いをもたらした主将の柳下は「今年初の法政戦で初回の大事な攻撃で先制打を打ててよかったです。このままの勢いで全勝優勝できるように大野(大野弘高⦅川越東⦆)の次を打つ打者として頑張ります。」と打席を振り返り、次戦以降についての意気込みを語った。


法政は初回の守備でミスが絡み相手の猛攻を止めることができず、攻撃においても反撃の糸口を掴めなかった。
対して、早稲田は打線に勢いがあり、着実に得点を重ねた。ピッチャー陣もテンポの良い投球で相手打線を寄せ付けなかった。今後も両校の活躍を期待したい。

文: 柳橋祐太

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