昨季王者不覚!立教が早稲田をダブルスコアで下し第3戦へ持ち込む | 早稲田×立教 2回戦

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◇3日・上柚木公園球場

結果

チーム123456789RH
早稲田100200020213
立教00050230×39

 

 

早稲田の完勝に終わった第1戦からわずか2週間足らず。今季の台風の目となっている立教が絶対王者相手にリベンジを果たした。

 

終始笑顔の絶えなかった立教側ベンチ

序盤は第一戦同様、早稲田ペースで試合が進んだ。

初回、1番山下雄大(成城)が挨拶がわりのクリーンヒットを放つと、2番に定着している野宮健太(桐朋)もレフト前ヒットで続く。打率リーグ2位のスーパールーキーが作った好機で昨季リーグ最多安打・相原豪(盛岡第一)がきっちりとセンター前へ運び、鮮やかな3連打で先制点を奪った。

二回には公式戦今季初スタメンマスクの伊藤武(都立西)にもヒットが飛び出すなど、立教先発の野口優希(川越東)から四回までに3点を挙げ試合の主導権を握った。

久々の猛打賞を獲得した山下雄大(成城)

しかし、試合が大きく動いたのは四回。三回まで立教打線をノーヒットに抑えていた早稲田の先発・多田雄一(柏陽)だったが、先頭の赤崎南斗(桐光学園)がエラーで出塁すると、続く水町和葵(福井商)に四球を与え無死一,二塁のピンチを招く。ここで4番・負田圭亮(湘南学園)が鮮やかに左中間へ運び2点を返すと、“コウタロウコンビ”こと北里洸太朗(山手学院)、小野耕太郎(山手学院)、さらに矢崎敦也(東洋)もヒットで続く。このあと8番黒木壮太(江戸川学園取手)の犠飛、1番廣瀬竜馬(小山台)のセーフティーバントなどで着実に得点を重ね、一挙5得点。驚異の防御率0.52を誇っていた多田を完全に捉え、ゲームをひっくり返した。

このあと五回からマウンドに上がったエース南智樹(米子東)も2点を失い、今季ここまで盤石だった投手陣もこの日は立教打線を止めることができなかった。

多田と南をなんとか援護したい早稲田打線だったが、賑やかな立教ベンチとは打って変わって早稲田ベンチの雰囲気は回を追うごとに下降気味に。八回に3番相原豪(盛岡第一)の点タイムリーヒットで2点差まで追い縋るが、反撃もここまで。試合後には悔し涙を流す選手が見受けられるなど終始歯車が噛み合わなかった。試合後にキャプテン別府要(ICU)が「今日の敗戦を糧にここからシーズン終了まで無敗で」とハッパをかけたが、‘’お得意様‘’相手の敗戦は単なる一敗ではない。シーズンの約半分を消化したところで、昨季の敗戦数に並んでしまった。

一方で立教は3年以上勝利のなかった相手に快勝し、チームの雰囲気は最高潮。先発した2年生サウスポー・野口優希(川越東)は王者相手に堂々のピッチングを披露し、今季1勝目を162球の完投勝利で飾った。王者に土をつけた勢いそのままに9日(月)には今季無敗で首位を走る慶應との今季初対戦に臨む。

今季初勝利を挙げた野口(立教)

 

文:山田美祐

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