春合宿直前インタビュー!最上級生の胸中に迫る|オフシーズン特集2020 〜東京大学編〜
2020年1月をもって3年生は引退となり、早くも開幕戦の時期を迎えようとしている。昨季惜しくもリーグ戦最下位に沈んだままであった東大だが、その成長力は目覚ましい。もはや侮れないチームとして今季も相手の脅威となることが期待される。力強いバッティングが魅力の新主将・安部深月をはじめ、これからチーム東大の中核を担っていくメンバーたちの胸中に迫った。
主将 安部深月
新キャプテンとしてどのようにチームを引っ張っていきたいですか?
昨季はチームとしての再建が進んだ1年となり、今年はとても重要な年になります。僕はグイグイと周りを引っ張るタイプの人間ではないので、チームが一丸となって試合に向かっていける環境を作っていくことを大事にしてチームを引っ張っていきたいです。
昨季はチーム力の増強に成功した1年となりました。今季の目標を教えてください。
昨季は1点差のゲームなどもあったものの、全敗という結果でした。なので、今季はまず1勝、さらには勝ち点奪取と最下位脱出を目標としています。
この目標を達成するためにどのような練習に力を入れたいと考えていますか?
やはり投手を含めた守備の強化が最優先かなと思っています。東大でも全く点が取れない試合というのは少なかったので、いかに失点を少なくできるかというところに取り組んでいきたいです。
重松さん(新4年)が引退時に「より強くなってリーグ戦での勝利を報告してくれることを願ってます。」と語りました。やはり、先輩の言葉を意識することはありますか?
今の先輩方のおかげで東大もチームとしてまとまってきた所がありますし、常にそのような先輩の言葉や思いを意識するようにしています。
もちろん、今季は先輩方の期待以上の成績を残すつもりでいます。
今季特に注目して欲しい選手と、その選手の注目ポイントを教えてください。
今季注目の選手は工藤です。1番の魅力はバッティングですね。フルスイングしながら、しっかりボールにコンタクトしていけるバッターです。昨季ベストナインを獲得した岩切さんに匹敵する成績を残してくれることを期待しています。