結果を出す難しさを感じた1年。それでも野球の楽しさ、仲間の絆を感じた心から幸せな3年間。│2021引退特集 ~慶應義塾大学編~

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#30 山本恭平(県立船橋東)

引退してまず感じたことはもっと野球をやりたいなということでした。リーグ戦やZETT杯でなかなか勝てなかった悔しさもありますが、素晴らしい仲間ともうプレーできないことが何より寂しいです。来年もやりたい!
振り返ると、1つ上や2つ上の代はとても頼もしく、優勝も経験させて頂きました。それに比べると、自分の代は全然後輩たちに良いところを見せてあげられなかったですが、その分同期の横の繋がりだけでなく後輩との縦の繋がりを強くすることが出来たのではないかと感じています。練習での雰囲気はもちろん良かったですし、練習以外でもいろいろな交流があって最高の時間を過ごすことができました。後輩たちは本当に素晴らしい選手が揃っているし、今年叶わなかったリーグ戦の優勝を期待しています。頑張れ!
そしておそらくこのリコタイでの野球が今後の人生における最後の硬式野球で、あとは草野球くらいしかやらないと思うので、リコタイの引退が野球人生における一区切りとなります。今まで野球生活を支えてくれた両親をはじめ、お世話になった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今までありがとうございました。リコタイ最高!

#36 小川岳登(県立相模原)

しっかり野球をやるのはリコタイで最後だけど、野球がこんなに好きな人たちと自由に野球をできて良かった。こんなに純粋に野球ができたのは人生初でした。楽しかった!
同期への愛は置いておくけど、後輩が最高だった。こんなに負けるのにいつも本気で応援してくれてありがとう。たくさん言いたいことはあるけれど、大好きやー---!
他大の人たちがいるからこそ、こんなに毎試合ワクワクした。これからも遊ぼうな。
弟(小川幹太)と公式戦で戦うのは最終戦で最初の経験でした。完敗でした。そこだけは一生の汚点です。
3年間ありがとうございました!!

#37 小峯丈明(慶應義塾)

リコタイの最後の1年間で人生で初めて「感謝」という言葉の真髄を学んだ気がします。今まで口先だけで「試合ができることに感謝」や、「仲間に感謝」というありふれた言葉を聞いたり、軽々しく発したりしてきましたが、感謝という2文字が重く、自分の胸の中でここまで大きくなったのは人生で初めてです。
それはやはりZETT杯初戦での出来事があったからです。私はその試合でチームメイト全員の熱く揺るぎない思いを紡ぐことができず、壊してしまいました。ここで謝ることで贖罪をしている訳ではありませんが、試合の負けを決定づけた以上、本当に申し訳ないと思ってます。
その試合後から「感謝」という言葉について思いを巡らすようになりました。理由は翼(田中翼)を初め、多くの仲間からの励ましの言葉によります。いま思うと本心ではないように感じますが、翼は「お前で負けたら仕方ない」って言ってくれたんです。本当に嘘っぽいですけどね(笑)
この言葉で立ち直れたとは言いませんが、救われたことは歴とした事実です。ZETT杯後のリーグ最終戦では3年間のリコタイ人生上、最高のピッチングができたと思うのですが、それもチームメイトに真の感謝の思いを持てたからだと思います。ありがとう。
僕は勝利に貪欲で仲間思いなこのチームが大好きです。これからもずっとよろしく!

#41 永樂拓磨(成城)

リコタイ野球を引退した今、大学でも硬式野球を3年間続けることができ、一緒にいて楽しいチームメイトと出会えて本当に良かったと感じています。東京の無名高校出身の自分にとっては、強豪校出身の人や高いレベルで野球をやってきた人たちと一緒にプレーできるだけで新鮮で、とても幸せでした。また、別に入っていた団体が男女一緒に活動するような「大学生らしい」雰囲気だった一方で、リコタイは男子校のような懐かしい雰囲気でとても居心地が良かったです。リコタイの皆は、いつもふざけながらも全員が他の人への気遣いをしっかり出来る人だなぁと感じていて、そんな皆と一緒にいる中で学ぶことも多かったです。
最後に、河本(河本龍斗)や寺井(寺井直広)をはじめ、コロナ禍でも心地よく活動できるように一生懸命動いてくれた方々にも感謝しています。本当にありがとうございました!

#42 石渡悠幹(私立武蔵)

3年間フルには参加できず、満足に参加できたのも最後の半年だけ。たまにしか練習に来ないそんな俺にも優しく接してくれた先輩方、3年になって復帰していきなり現れた俺を迎え入れてくれた同期・後輩たち。人に恵まれたなと思う3年間でした。本当にお世話になりました!
自分のことに関して言うと、この3年間は満足にいかなかったことが多かったなーと思ってます。入部して早々に肩を痛め、それが引退まで治らず歯がゆい思いをしました。バッティングに関しても試合で結果を残すことができず今でも悔やんでます(笑)
それでも3年間楽しく野球に打ち込めたのは皆がいたからです。本当にありがとうございました!!
後輩たちには今年勝てなかった悔しさをバネに、来シーズン暴れてくれることを期待しています!怪我にはくれぐれも気を付けて頑張ってください!!応援しています。

#71 槌本真輝子(県立竹園)

大学が始まったばかりの頃、大学で何をしようか悩んでいた私を暖かく迎え入れてくれたのがリコタイでした。
高校時代にマネージャー経験はあったものの、何一つルールも分からないまま始めた時は不安でいっぱいでしたが、優しい同期と先輩に助けられながらなんとかチームのみんなのお手伝いをすることができました。
今まで野球というスポーツに詳しくありませんでしたが、選手一人一人を深く知っていくうちにプレーにも個人個人の色が出ていることに気づき、毎回試合や練習を見るのが楽しかったです。
マネージャーとしてあまり沢山のことに貢献できなかったけれど、リコタイのみんなに出会って様々な価値観に触れ、一生懸命野球に打ち込む姿を間近で見守るというかけがえのない思い出を作ることができました。3年間ありがとうございました!

#72 吉川菜花(大妻)

マネージャー経験はないけれど、野球が好きだからという理由だけで入ったリコタイ。正直、こんなに楽しい3年間を過ごせるとは思っていませんでした。
みんなの野球に一生懸命な姿を近くで見ることが出来て、野球でもそれ以外でも一緒にたくさんの時間を過ごすことが出来てすごく幸せでした。
3年生になってから、ラストシーズンなのに、実習の関係で自分だけ全然活動に参加出来なくて心残りしかなかったです。でも、2年生から続けてきた広報部の活動を続けることで、みんなを少しでも支えられたかな~と思うと良かったかなとも思います。全試合のスコアをチェックして成績処理するのは大変だったけれど、色々な方に支えられて最後までやり遂げることが出来ました。ありがとうございました。
私の大学生活において無くてはならない大切な居場所であり、大好きな仲間に出会えて、優しい先輩と頼もしい後輩にも恵まれ、すごく幸せな3年間でした。
他大の子も含め今まで関わってくれた方、本当にありがとうございました!!

#87 花原彩夏(法政国際)

3年前に直感だけで入部して、マネージャーという「誰かを支える役割」を人生で初めて経験しました。こんなにもリコタイの活動が充実していたのは先輩方や同期、後輩のみんなのおかげです。
今年は特に辛い場面が多くて試合中に泣いちゃうこともあって(笑)
でもみんなの頑張る姿や良いプレーが見れた時、点数が入ってハイタッチできた時はものすごく嬉しくて、マネージャーをやってて幸せだなと心から思ってたよ。
後輩のみんなには学年、選手とマネージャー問わずに暖かな慶應らしい雰囲気を無くさず、今年悔しかった気持ちを張らせるよう、自分たちのカラーで思いっきり戦って欲しいなと思います。
同期のみんなとは1年生の頃からプライベートでもお世話になって、高校時代までとは違った青春を大学で味わうことができました。この3年間、本当に楽しくてたくさんの貴重な経験もさせてもらえて、とっても感謝しています。「リコタイの総監督」と呼ばれてましたが、この役割もようやく卒業できそうです(笑)
同期のみんな、私をマネージャーにしてくれてありがとう!これからもよろしくね!

慶應義塾大学理工学部体育会硬式野球部3年、引退!

編集:花原彩夏

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