大好きな仲間たちと最後に笑ってシーズンを終えることができて本当に良かったです|2021引退特集 ~法政大学編~
今シーズンはリーグ戦で2位、ZETT杯では優勝と良い結果で終えることができた法政。現3年生は1年生の時から主軸として活躍し、今シーズンも3年生が中心となってチームを引っ張り「強い法政」、「明るい法政」の基盤を作ってきた。そんな彼らの3年間の思いや気持ちを聞いたので、ご覧ください。
#99 加藤比呂(修徳) 主将
今シーズンはチームとして、リーグ戦優勝、ZETT杯優勝の2冠を目標に掲げました。私自身はキャプテンとしてチームを引っ張っていく立場となり、昨シーズンよりもプレッシャーがかかるシーズンとなりました。まずは誰よりも結果を残し、プレーでチームを引っ張っていこうと決心しました。しかし、1年間を通して思い通りの結果を残すことはできませんでした。やはり、結果を残し続け、説得力のあるキャプテンになるのは簡単なことではないと実感しました。そんな中、私の支えとなったのはチームメイトとマネージャーでした。みんなのおかげで法政特有の明るい雰囲気を作り出し、勝ちにこだわり全員が同じ方向を向いて試合に臨むことができました。みんなには色々な場面で助けて貰い、感謝の気持ちでいっぱいです。リーグ戦は惜しくも2位で終わってしまい、とても悔しい思いをしましたが、気を取り直して迎えたZETT杯では優勝することができ、最高の思い出となりました。大好きな仲間たちと最後に笑ってシーズンを終えることができて本当に良かったです。来シーズンは後輩たちに、私たちが成し遂げられなかった2冠を達成して貰いたいです。応援しています。3年間ありがとうございました。
#6 平牧勇大(県立横浜平沼) 副主将
高校3年生の時からこのリコタイに入りたくて勉強を頑張りました。結果1浪して、法政になんとか滑り込みました。やっとリコタイで野球ができると思い仮入部に行くと駿台予備校で苦楽を共にした(浪人時代面識は無し)奥西(奥西賢太郎)や神宮でホームランを打った加藤(加藤比呂)、そして長崎訛りの強い田舎者の崎村(崎村旭)と言った濃いメンツが揃っていました。今思えばこの濃いメンツのおかげで有意義な部活動を行えたと思っています。ありがとう。また、リコタイでは他大との交流も沢山ありました。不名誉ではありますが明治の柳(柳達也)、立教の小林掌、法政の平牧は変人トリオと一部で言われていたのもいい思い出です。さて、昨シーズン5割の好成績を残した私の今シーズンの成績は12打数1安打。バント成功率は100%。今年はバントの男として名を残せたと思います。ちなみに唯一の安打は明治の大エース川上(川上裕陽)、守護神金山(金山拓矢)バッテリーから打ったので一生言い続けます。
今シーズンは個人的には悔しいシーズンでしたが、チームとしてはリーグ戦準優勝、ZEET杯優勝という好成績を残せたので良かったです。チームを引っ張ってくれた理事の奥西、キャプテンの加藤には感謝です。そして、今年もコロナ禍で活動が制限される中、リーグの運営をしてくださった理事の方々ありがとうございました。法政の後輩たちへ。来年はリーグ戦とZEET杯2冠を達成してください。そして明治の主砲・吉岡琉平。平沼の名を汚さぬよう、来シーズンも大暴れしてください。
#11 奥西賢太郎(高輪) 理事
今年はリーグ戦2位、ZETT杯優勝というまあまあの好成績を残せたのではないかということで嬉しく思います。今年の法政の勢いはどの大学にも負ける気がせず、六大学の中で一番のチームを年間通して貫けていたんじゃないかなと自分では思っています。先輩後輩関係なくみんなが仲良くワイワイやっていたのは他大学の人達にも伝わっていたんじゃないか、とも思っています(笑)
次に、今年の野球に関してです。采配などは比呂(加藤比呂)にほとんどまかせっきりで自分は楽しく野球をしていただけなのにも関わらず、個人として中途半端な成績しか残せなくて不甲斐なかったです。すみません。ただ、理事という立場をやらせて頂いていた自分がみんなからいじられることによってチームの結束力が上がっているな、と感じた時はおいしいな、と思ってしまいちょっとウケを狙いに行った場面もありました。重ねてすみません。でも、それが結果としてチームの雰囲気向上に繋がったていたと思ってくれる人が1人でもいれば幸いです。
自分はリコタイに入ってから、海外遠征など様々な経験をさせて頂きました。春の宮崎合宿に行けなかったことが心残りですが、後輩たちにはまだ色々な可能性が沢山残されているので、一つ一つの出来事を無駄にせず精一杯楽しんでもらえるといいなと思います。
今までの大学生活を思い返してみると野球部のメンツといたことが良くも悪くも多く、今後自分の大学生活を語る上でリコタイは欠かせないものまでになりました。野球だけでの繋がりだけでなく、色んなところで他大学の人とも仲良くなれました。本当に楽しかったです。3年間ありがとうございました。
#4 古谷一真(桐蔭学園)
私は、東京六大学理工系硬式野球連盟に法政大学の選手として所属したことで、とても充実した3年間を送ることが出来ました。コロナウイルスが蔓延し厳しい状況の中、リーグ戦、ZETT杯を運営して頂いた理事の方々、そして試合中は本気で、試合後は笑顔で接してくれた他大学の選手たち、そしてなによりも一緒に優勝を目指した法政の選手、マネージャーには感謝しかありません。3年間本当にありがとうございました。
私が、入部を決めたのは先輩方のおかげでした。高校野球を引退後、どうしても野球を継続したかった私は、入学を前にどこの部活、サークルで野球をするか探していました。そんな時、Twitterを介して見つけたのが、工体連硬式野球部でした。先輩方は入学前の3月の段階から私を、チームの練習に参加させてくれました。そこで、リコタイの楽しさを沢山教えてもらえたことで入部を決心しました。野球部での三年間は私にとって決して順風満帆な日々ではありませんでした。1年目、2年目はなかなか試合に出場できず、サポートでしかチームの勝利に貢献できない日々でした。その為、最後の1年は絶対にプレーでチームに貢献したいと思っていました。そして始まった最後のリーグ戦。2年間溜め込んだ、打ちたいという気持ちが強くなってしまい、序盤の試合はなかなか結果を出せず苦しい日々でした。そんな時、助けとなってくれたのがキャプテンのひろ(加藤比呂)です。一緒にバッティングセンターに行き、アドバイスをもらうことで徐々に結果が出るようになりました。ひろにはほんとに感謝しかないです。そして、最終的にはZETT杯優勝をすることが出来ました。優勝の瞬間にグラウンドに立っていられたことが何よりもうれしく、3年間法政の野球部でやってきてよかったなと思えました。後輩たちには来年のリーグ戦、ZETT杯の2冠を絶対に達成してほしいです。
私を野球部に入部する決心をさせてくれた先輩方、優勝するために様々な面で手助けしてくれた後輩たち、そして何より3年間最高に楽しませてくれた同期のみんな本当にありがとう。とても幸せな時間でした。
#22 崎村旭(長崎南山)
こんにちは!ZETT杯胴上げ投手並びにリコタイの顔、リコタイJAPANの守護神、リコタイ最強のmade in nagaskiこと崎村旭です!3年間でいろんな人と出会えて充実してました。最後は法政のお荷物になりましたが、ZETT杯で優勝できて良かったです。最近はよく試合のときや旅行に行った時の写真、動画をみながらお酒を飲んでます。気持ち悪いですね。いいえ!そんなことありません!大好きなので仕方がないんです!今までありがとうございました。リコタイのプリンスこと崎村旭より。
#33 井上祐(桐朋)
リーグ運営に携わってくださった方々、そして選手、マネージャーの皆さん1年間お疲れ様でした。今年は小1から始めて14年やってきた学生野球最後の年でした。大学1,2年の時に優勝を経験することが出来ず、今年こそはという気持ちで迎えたシーズンだったのですが、結果は散々でチームの足を引っ張ってしまいリーグ優勝を逃してしまいました。リーグ優勝を逃してしまったのは自分のせいだと感じていたので、リリーフにコンバートされキャプテンに頼むぞと言われたときはとにかくチームの勝利に貢献できるよう、そしてZETT杯優勝に貢献できるよう頑張ろうと思いました。結果的にZETT杯優勝を達成することができ、多少なりともチームの力になれたかなーと思うことができてよかったです。今年のチームは法政らしさ満開で、例年以上にチームの雰囲気がよく毎試合とても楽しかったです。野手をクビになり試合中ベンチにいるようになってもとても楽しく、周りからはベンチにいる時の方が楽しそうって言われるほどでした。そんなチームを作り上げてくれたチームメイトには感謝しかないです。学生野球最後の年を笑って終えることができて、自分は幸せ者だなと感じました。来年以降後輩たちには2冠達成をしてもらって、自分たち以上に最高の形で引退して欲しいので頑張って欲しいです。3年間ありがとうございました。
#37 川島優太(県立柏南)
野球は高校までと決めていたが、友達作りのために軽い気持ちでいった新入生歓迎会が楽しくて入部してしまった。正直試合で活躍しようとか、良い成績を残したいなどの考えは一切なかったが、先輩方の試合を見ていくと自分も活躍したいと徐々に思うようになり練習にも積極的にいくようになっていった。自分達の代ではなかなか個人の結果が出ていなかった中、キャプテンに毎回試合に使ってもらったことで良い場面で良い仕事をすることができた。キャッチャーとしても様々なタイプのいる法政の投手陣をリードすることはとても楽しく、やりごたえのあるタスクであった。自分は同級生のほかに先輩、後輩、マネージャーなど多くの人に支えられて、ZEET杯優勝の最後の一球を取ることができた。これまで沢山の楽しい思い出を共に作ってくれた仲間たちに本当に感謝している。