記事を通して想いを伝える|引退特集2024~記事班対談~
ーー記事班のやりがいは何でしょうか?
一同:うーん…。
関:そうだな、選手のこんなこと思っていたとか、そういう感情や思いを知ることができるのは良いよねと思う。
仲:確かにそうだね。
遠藤:なんか、すごく「マネージャーっぽい仕事」だなって思ってた。うちの連盟のマネージャーって、試合の時以外はあまり目立った仕事がないんだよね。その中で、一番マネージャーっぽい仕事をしてるなって思えたのが記事班だった。サークル以外の友達の前で記事を書いたりしてると、「すごい、マネージャーっぽいね!」って言われることが多くて(笑) 外から見てマネージャーってこんなことやってるっていうのがわかりやすいことなのかなって思った。
関:確かにわかるかも。
遠藤:あと、やっぱりうちの選手ってワイワイ盛り上がるタイプが多くて、試合に対する考え方とかを普段あまり聞くことがなかったんだけど、記事を書くためにインタビューすると、意外とちゃんと真面目に答えてくれるのね。「こういうこと考えてたんだ!」っていう、選手のまじめな一面とか外には出さない悔しさとかそういうのを知れるのは記事班ならではの面白さかなと思う。
仲:私もあおいちゃんと似てるけど、記事班ってマネージャーの仕事の中で結構大きな仕事だったなって思うの。一番時間かけてっていうか、世の中にも公開するものだし責任感を持ってやってたかなと思う。
遠藤:見てる人は多くないとはいえ全世界に発信するものだから、マイナスなイメージの言葉を使ってたりしてないかなとか言葉選びも気にするよね。
仲:文章とかもね、そんな長くなくても結構考えるのに時間かかっちゃったりとか。
関:そういう意味での「大変さ」も、逆にやりがいになる部分もあったよね。
遠藤:あと私は立教のSNSの運営をしてたから、記事が公開されたらリンク出してストーリーあげてたの。そうすると分析みたいなのでこのリンク踏んでくれた人が何人みたいなのがわかるんだけど、見たいと思ってもらえるように見出しを考えた時の記事がいつもよりちょっと多く読んでもらってたりすると「よっしゃあ!」みたいな(笑)
仲:そうだよね。たくさん読んでもらえると、書いたほうはやっぱりうれしいよね。
関:そこをもっと可視化できると班員のモチベーションも上がるかなと思うけど、なかなか難しい。
遠藤:たまに選手が「取材俺ですか?」みたいに言ってくれるのは、ちょっとフフッてなるというか。
関:インタビューされるの意外と楽しみにしててくれない?
遠藤:最多安打とか最多出塁の選手じゃなくて、ここぞってところで決めた人に聞きたいと思ったりすると、選手側からは俺じゃないと思ってたら俺に来たみたいなみたいな、「俺ですか??」みたいな感じでもちゃんと答えてくれるし。そういうのは記事班ならではのコミュニケーションの機会だよなと思ってた。
関:前にさ「記事にしてもらいたくて頑張ってるとこもある」みたいなことをインタビューの時に言ってもらったことがあって、それは嬉しかったな。
遠藤:えーめっちゃ可愛い。それは嬉しい。
関:お世辞だとしても言ってくれると嬉しいから、ぜひみんなも言ってほしい。
遠藤:そんなこと言われたいね。
仲:かわいい。言われたい!
関:少しでも選手のモチベーションになったかなと思うと嬉しいよね。やりがいはそういうとこかな。
ーー最後に後輩に向けてメッセージをお願いします!
遠藤:記事に対するハードルは上げすぎなくていいかなと思う。
関:それはもうその通り!なんか年々みんなが書く文章長くなってるんだよね。
遠藤:そうなの?私は書きたいとこが多くて長くなっちゃってるだけで。長く書くことが別に正義じゃないし、短くコンパクトにまとめるのも良いと思う!
関:そう!でも全ヒットを書きたくなっちゃうんだよね。あのファインプレーは絶対入れたいとか、あの選手の初ヒットは書きたいみたいな。
遠藤:他には、言葉の意味はネットとかで調べて誤用になってないかとかを意識した方がいいかな。あとは思うがままに書いたらいいと思うな。それに書くのは個人作業だから電車の中とか隙間時間でできるし、その点はやりやすかったかな。
仲:そうだね。やりがいはすごくあると思う。難しそうに聞こえるけどやってみたら意外と楽しかったと私は思うし。だからあんまり難しく、大変そうとか思わないでぜひ入ってみてほしい!
関:そう!大変大変言われるけど意外と何とかなる!
遠藤:そして何より、記事班を通じて大学を超えた繋がりができるのが本当に良いところ。こうやって座談会するのも、一緒に遊びに行ったりするのも記事班に入ってなかったらなかったもんね!
仲:確かに!そうだね!
関:大変なこともあるけど、その分やりがいもあるし、他大との繋がりも持てるから楽しんでやって欲しいな!
一同:来年も頑張ってください!
いつも記事班へのご協力ありがとうございます!来年以降もよろしくお願いいたします。
編集:関日菜子