引退特集第1弾!│写真で振り返る3年間の思い出『最も輝いた瞬間』~慶應義塾大学編~

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#17 税所佑斗(県立千葉)

3年間で最も輝いていたのは決勝打を打った1年の明治戦です。期待されて試合に出させてもらっている中で、結果を出せたことに少し安心したのを覚えています。大学での3年間や今までの野球人生を振り返ると、有難いことに下級生の頃から上の代の試合に出させてもらうことが多い野球人生だったと思います。思い返せば悔いの残ることばかりですが、一緒にプレーした先輩方をはじめとするチームメイトには感謝しかありません。ありがとうございました!

#23 川村隼太郎(下妻第一)

上段右から2人目:川村

僕は野球をやるには恵まれている環境で育ちました。
小学生の頃から全国大会や世界大会に参加することができ、様々な人との出会いも野球を通じて得ることが出来ました。周りから見れば羨ましい環境である事を今では理解しています。しかし、時にその環境が負担になることもありました。ある意味、意義的に野球をやってきたことは否定できません。
大学では自分の意思でやりたいことを見つけたいと思い、この部活に入りました。同期・先輩・後輩に恵まれ、1番楽しく野球をできた気がします。野球以外でも楽しい時間を過ごすことができて、感謝してもしきれないほどです。未来で大学時代を振り返った時には必ず「楽しかった」と言える自信があります。
ありがとうございました!これからもよろしく!

#26 宇高恭平(県立厚木)

1番輝いた瞬間は、2安打1打点をあげることができた法政との試合です。
前の試合で4タコに終わってしまったので「何としても結果を出そう」と思い打席に入り、結果が出たので嬉しかったです。自分のアピールポイントであるバッティングは、このような状況下でタイミングが掴みづらかったですが、一試合でも輝くことができて記憶に残る試合になりました。

#55 菊川優斗(巣鴨)

自分が最も輝いた瞬間は、12月20日に行われた2020年最後の紅白戦でヒットを打った時です。
2020年初めてのクリーンヒットでしたし、2つの意味で天敵だった河本(2年・河本龍斗)から打てたので嬉しかったです!
今年度はコロナウイルスの影響でリーグ戦とZETT杯を完全に終えることなく中途半端な形での引退だったため、とてもやりきれない気持ちでいっぱいでした。リコタイでの3年間は、チームのレベルがかなり高かったため、小学校の頃から悩まされたイップスもあり、なかなか自分の実力を出し切れず、試合に出れない日々が続きました。小学校から高校まで弱小校ながらずっと4番を打ってきたのでプライドもありましたし、今年は野球人生の最後にふさわしい終わり方を目指すべく日々練習してきましたが、コロナウイルスによりほぼ試合に出ることなく引退となってしまったため、不完全燃焼でした。コロナウイルスで世界が一変するとは思いませんでしたし、はじめから努力すればよかったと悔しい思いでいっぱいです。
後輩たちには野球のある世界が当たり前ではなく、今この瞬間を必死に生きて、自分のような後悔を残さないでほしいです。自分みたいな控えが完全燃焼するためにこのような機会をくださった連盟、関係者の皆様には感謝しています。ありがとうございました。
最後に、自分のリコタイの3年間は良き先輩・同期・後輩・マネージャーに囲まれ、様々な方にいじられながらも楽しく野球をすることができました。コロナ禍で必死にリーグ戦開催を模索してくれた上田(3年・上田裕介)をはじめとする運営の皆様、一生懸命選手のために支えてくれたマネージャーの皆様、優しく接してくれて飯などをおごってくれたりした先輩方、自分の自主練に付き合ってくれた後輩たち、そして苦楽を共に過ごしてきた最高の仲間たちにこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。微力ですが、これからはOBとして後輩たちの健闘を祈っております。

#44 米倉志織(白百合学園) マネージャー長

私にとって、リコタイでの一瞬一瞬全てが最高の思い出だと感じています。この写真にも表れているように、プレイヤーやマネージャーといった垣根を越えて、いつも仲間のように接してくれた同期と共に過ごした3年間はいつも輝いていました。このような環境下にいたからこそ、マネージャーとしてできることを精一杯やろうと思ったし、悔いのないマネージャー生活を送ることが出来たと思います。皆さんの輝く姿を見ることが私のやりがいに繋がっており、それが私の輝く瞬間だったのかもしれません。
このような気持ちにさせてくれる、お気に入りの写真です!

#11 上田裕介(都立三田) 理事

2019年3月21日、早稲田大学との一戦でリリーフ登板し、抑えた瞬間です。
大学野球3年間も、自分が思い描いていたように上手くはいきませんでした。そんな中、自分を辛抱強く起用してくれた先輩の優勝をかけたリーグ戦の初戦でした。強打の早稲田打線を宮田(3年・宮田駿二)が抑えなんとかリードを保ったまま迎えた8回表、逆転を許すも宮田が粘投をみせ、2対1と1点差のビハインド、2死1,3塁というピンチでの登板でした。結果的には次の9回も合わせて0点に抑え、開幕戦サヨナラ勝ちに貢献することが出来ました。
負けられない早稲田戦、大ピンチ、同期で先発した宮田の好投、投手陣での自分の立場等、様々な要因が絡み、かなりヒリヒリした緊張感の中、自信を持って投球することで、早稲田打線を0点に抑えることができました。過去の場面を輝いた瞬間とするのはもどかしさもありますが、3年間なかなかチームに貢献できなかった身として、チームの役に立てたと思える試合だったため、選ばせていただきました。

引退特集はまだまだ続きます。第2弾もお見逃しなく!

編集:花原彩夏

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