投手だけではない!2人の内野手スター!注目選手インタビュー│慶應義塾大学編

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#2 横山春平(2年・東海大学付属浦安)

ーー今回、打力に広く定評があり、注目選手として選ばせていただきました!上級生からも、試合の流れを一振りで変えてくれそう、という意見が出ましたがいかがですか?

中学・高校とレギュラーを取ることが出来たり、試合に出場できたのはバッティングがあってこそだと思っているので、大学に入ってからもその点を評価されているのは素直に嬉しいです!

ーー高校から外野手に転向したとのことですが、何かきっかけはありますか?また、現在は内野がメインだと思いますが、大学でもう一度内野手としてプレーしようと思った理由はありますか?

中学の終わり頃から外野で試合に出ることも増えたので、迷った結果、外野にしました。
大学で内野をしているのは肩を怪我してしまったことが1番大きな理由ですね。元々(内野手を)やろうかなとは思っていたのですが。

ーー肩の怪我だったのですね…守備を見ていても全く分からないくらいでしたが(笑)
外野も経験したからこそ、内野に活かされている部分もあるのですか?

守備は全然下手な方なので自信がないですが、色々なポジションをやってきたことで周りの動きがわかるのはプラスになっているかなと思います!

ーーなるほど。全体を俯瞰することが出来るのは強みですよね!
では、どこでも守って器用に打つイメージがありますが、「ここは誰にも負けない!」と思っているところはありますか?

打って欲しい場面で打てるような選手になりたいと思っているので、負けないというか負けたくないところは、ここぞって場面でのバッティングですかね。

高校時代の横山

ーーさて、バッティングの話をもう少し聞かせてください。
練習の時、どのピッチャーからもヒットを打っていると思うのですが、どのようなことを考えて打席に立っていますか?それとも来た球を打ち返すことだけに集中しているのですか?

割とバラバラですかね。投手ごとに「この球種が調子良さそうだな」とか、「このコース使いがちだな」などを踏まえた上で、ここでヤマを張ろうと決めている時もあります。逆に、感覚的に打てそうだなと思ったら自分のバッティングセンスに任せちゃうこともあります(笑)

ーー投手やその時々によって使い分けているということですか!凄すぎます!
昨年度からリーグ戦に出場しており、今年は2年目ですね。どんなことを目標に掲げていますか?

まずは結果を出して、レギュラーとして試合に出られるようになりたいですね。ここぞという場面でのバッティングを売りにしたいので、打点王が取れるくらい得点圏で打ちたいです!

ーー打点王、期待しています!
大学内で意識している人、他大学で対戦してみたい人はいますか?

大学内だと岳登さん(3年・小川岳登)ですね。すごくバッティングが良いので、負けたくないです(笑)慶應の中で1番だと思っています。
守備だと福井さん(3年・福井龍介)がダントツで上手いかなと思います。
他大学だと法政の崎村さん(3年・崎村旭)ですかね。1度だけ一緒に練習をしたことがあるのですが、すごく良いピッチャーだったので、是非リーグ戦でも対戦してみたいです!

ーー大学内外でのレベルの高い争いからも目が離せないですね!

持ち前のバッティングセンスを発揮できるか

今回のインタビューでリコタイやリーグ戦に対するそれぞれの想い、練習のこだわりを知っていただけたのではないだろうか。
未だ2021シーズンの初戦を迎えていない慶應だが、彼らの攻撃力を筆頭に、投手力だけではない慶應の強さを見せつけることはできるのか。リーグ戦の再開後、リアルタイム速報アプリ「Player!」を用いて、ぜひ活躍を追っていただきたい。

取材・文:花原彩夏

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