投手だけではない!2人の内野手スター!注目選手インタビュー│慶應義塾大学編

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2021年シーズンが開始するも、緊急事態宣言下でリーグ戦が一時中断している本連盟。そこでリーグ戦の再開に向けて、理事・キャプテン・広報部員が推薦した『チームのキーパーソン』をインタビューを通して紹介していく。各大学にどんな魅力の選手がいるのか、今シーズンは誰に注目したらよいのか、連盟内外の方々に広く知ってもらう機会となれば幸いだ。

トップバッターを飾るのは、六大学の中でも選手層の厚さが魅力の慶應。ここ数年は経験豊富な投手にスポットが当たっていたが、今年は野手にも注目が高まる。今回は、特に2021シーズン活躍が期待される”リコタイに帰ってきたスター”と”ブレーク間違いなしのスター”の2人に、注目ポイントやリーグ戦への意気込みを語ってもらった。

#3 福井龍介(3年・慶應義塾)

ーー公認会計士資格の取得を経ておよそ1年ぶりにリコタイへ復帰されましたが、率直にどんなお気持ちですか?1年次に比べてリコタイに対する気持ちに変化はありましたか?

正直めちゃくちゃ楽しいです!
約1年ぶりに復帰したにも関わらず、みんな温かい雰囲気で迎え入れてくれて本当に感謝しています。
1番大きな気持ちの変化としては、先輩が引退された分、自分たちが声でもプレーでも中心となって引っ張っていこうと思うようになったことが挙げられます。

ーー少しブランクもあったと思いますが、練習を見ているとすでに感覚が戻っている印象があります。自分の中で「ここは誰にも負けない!」と思っているところはありますか?

ありがとうございます。嬉しいです(笑)
大学に入ってからは、なかなか練習量を確保することが出来ていないこともあり、感覚や技術は高校の時に比べて劣っているなと感じています。ですが、今更ながら身長が伸び、筋トレと食トレを趣味で始めたことで体が出来てきたので、今年はパワーでも魅せられるようになりたいと思います。

ーー今年はパワーにも注目ですね(笑)
さて”パワー”という言葉が出ましたが、バッティング練習では周囲を唸らせる特大のヒットを打っていますよね。リーグ戦に向けてかなり仕上がっていると感じるのですが、個人的には何%くらい出来上がっていますか?

あー、すごく鋭い質問(笑)
70%くらいだと思います!形は自分の理想とは違いますが、「もういいかな」と半ば諦めています(笑)

ーー毎回の練習で、バッティングフォームをビデオで欠かさずチェックされていますが、具体的にどのような所を確認しているのでしょうか?

ビデオは昔からチェックすることが好きで、最近は主に軸足(右足)の使い方を見ています。調子の良い時と悪い時で差が出るので、すごく参考にしている点です。

ーー軸足ですか?どういった点で重要なのでしょうか?

簡単に説明すると、2つの点で軸足が重要だと考えています。
1つ目は軸足を意識することで、ボールに力が伝わりやすくなる点です。
2つ目は、左足が着地した瞬間に右膝が内に入りすぎると遅めの球(変化球)に合わせられないので、少しだけタメを残すことができる点です。微妙な差なんですけれど(笑)

練習中の様子(4月撮影)

ーーでは、早いものでラストシーズンですが、個人的に今年頑張りたいことはありますか?また、注目してほしいポイントはどこですか?

体が大きくなったとはいえスラッガーにはなれないので、やはり守備に注目してほしいです。六大学で1番の安定感を目指して頑張ります!

ラストイヤーは打撃だけでなく、安定した守備にも注目したい

ーー慶應は内野手が多いですし、ショートは激戦区だと思います。その中でも特に意識している人はいますか?

内野手は本当にみんな上手くて、冗談抜きで全員がライバルです。ただあえて名前を挙げるとしたら、やっぱり寺井(3年・寺井直広)ですかね。
彼のリコタイに対する想いは理事の河本(3年・河本龍斗)に並んでアツいし、プレーでも魅せてくれるので、負けないように頑張ろうと思います。

ーー全体で切磋琢磨し合ってリーグ戦を迎えたいですね。期待しています!

次ページ:横山春平(2年・東海大学付属浦安)

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