「負ける悔しさ、勝つ喜び」を知った1年。-早稲田大学理工硬式野球部のラストメッセージ-
〇2019年度戦績〇
リーグ戦 2位
ZETT杯 優勝
圧倒的な強さで2冠を果たした早稲田の姿は今季、宿敵・慶應の陰に隠れていた。リーグ戦を2位で終えた早稲田は、シード権を獲得したため2回戦から登場。投手戦となった立教戦を制すると、その勢いのまま決勝で法政を破り見事優勝。最後の最後で「やっぱり早稲田は強かった」ということを証明した。そして、ここまでチームを引っ張ってきた3年生もこれで引退となる。この機会に野球を始めた頃の写真と共にこれまでの野球人生を振り返ってもらった。
#41 別府要(ICU) 主将
まず初めに、今年1年のリーグ運営を円滑に進めていただいた理事会の方々に心より感謝を申し上げます。
自分が入部した1年生のころには、2年後に主将になっていることは全くイメージしておらず、リコタイのレベルの高さについていくのがやっとというかついていけていないような感じでした。2年経っても相変わらず野球は下手なままでしたが、先輩や後輩、そして何より同期に恵まれ、主将という大役を任せていただきました。リーグ戦や合宿を通して他大学の選手の方とも交流させていただき、本当に幸運なリコタイ人生を謳歌できました。
リコタイを通じてお世話になった全ての方と、小学校から大学まで野球を続けさせていただいた家族に感謝します。
#6 山下雄大(成城) 副主将
真面目に書きたいと思います。六大学の皆さん1年間お疲れ様でした。そして、リーグ運営に尽力してくださった理事会の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今年の早稲田は、絶対的リーダー別府を中心に2年連続二冠を目指して活動してきました。結果としてリーグ2位で二冠は達成できませんでしたが、ゼット杯で優勝し、最後に笑って終われたのは良かったです。六大学の1、2年生にはリコタイでの野球生活を楽しんでほしいです。このリーグがさらに有名になることを期待してます。
#3 南智樹(米子東)
まず、早稲田大学に入れたこと・そして、体育会以外にも硬式野球をやれる環境があったこと、引退した今になって振り返ってみるととても恵まれていたなと感じています。
1番の思い出は最後のZETT杯で優勝し胴上げ投手になれたことです。これまでの学生野球の節目節目ではじめて勝って終えることができたという達成感と人生ではじめて胴上げをしてもらったあの時の喜びは忘れることはないと思います。そして、何よりも早稲田のみんなと過ごしてきた何気ない日々が楽しかったです。
#10 上原一将(松本深志)
リコタイで野球ができたこと、一生の宝です!早稲田だけにとどまらず、他大学含め周りの仲間に恵まれた環境で楽しく野球ができて本当に幸せでした!3年間あっという間だからこそ、後輩たちには残されたリコタイ生活を思いっ切り楽しんでもらいたいです!
最後になりますが、リコタイのリーグ運営に尽力いただいた理事をはじめとする方々、ありがとうございました。
#16 小林はじめ(大泉)
たくさんヒットを打てたことより、
いいピッチングができたことより、
ここで野球ができて楽しいなと思えたことが
何より僕の財産です。
#22 巻島賢樹(早稲田)
自分はいわゆる弱小校出身なので、高いレベルの選手が多いリコタイで野球ができて本当に幸せでした。今季のリーグ前半戦を終えて出塁率ランキングで3位につけたのが1番嬉しかった思い出です。最高の先輩と後輩、そして同期と野球ができたこの2年半は自分にとって本当に大きな経験になりました。
自分に魅力がないのか早稲田高校の後輩はこの2年入部してくれなかったので、来季以降は早稲田高校出身のプレイヤーがリコタイの門を叩くのを期待しています。
#23 相原豪(盛岡)
りここうを通して出会った人たちには感謝の気持ちしかありません。たくさん飲み会に誘ってくれた先輩。笑いを分けてくれた後輩。そして、飽きずに僕のことをいじり続けてくれた同期。みんな大好きです。ありがとう。
試合の勝敗や技術云々も大事ですが、それ以上に、りここうで作った人脈は一生大切にしたいなと思っています。いつか、おっさんになって、ハゲてしまってからも、みんなと飲み会することができたら、それ以上の幸せはありません。引退しても会いましょう!それでは!
#36 伊藤武(西)
リコタイでの最大の思い出は、ゼット杯優勝の瞬間にキャッチャーとしてグランドに立てたことです。マウンドに集まってチーム全員で喜んだときは最高の気分でした。本当にりここうを3年間続けてきて良かったと思いました。
後輩にはまず悔いのないように一年過ごして欲しいと思います。そしてリーグ戦の優勝を奪還して二冠を達成して欲しいです。