引退特集第2弾!|伝えたい感謝の気持ち〜明治大学編〜
引退特集第2弾3番手は明治大学。今年のリーグ戦ではその熱気で試合の流れを掴むパッション野球を得意とし、王者慶應に唯一の白星を挙げるなど、優勝争いも白熱させた。現3年生はプレーヤーと男子マネージャーで構成された珍しい学年になっているが、旅行に行ったり温泉に入ったりと、野球もプライベートも熱い友情の学年だ。野球に熱中できるように支えてくれた周りの人への感謝。学生野球引退の節目に素直な思いを語ってもらった。
#17 齋藤聖夢(県立熊毛南) 主将
高3年間ありがとうなぁ。高は入学した時は野球なんてほぼ興味なかったよなぁ。なのにほぼ強制的に生硬入れてマネージャーの仕事してくれてありがとうなぁ。マネージャーなのにノック打たせて手、血豆だらけになってたよなぁ。可哀想だった。しかも3年になってからはマネージャーの方の仕事だけじゃなくて広報部の方の仕事もこなして大変だったよなぁ。高の家行った時に泣きそうになりながらやってるの見て大爆笑しちゃった。また2人でアフリカに遊びにいこ!!ありがと!やまこー!
#99 中村貫太(明大中野) 副主将
志村、いやあえてここは志村さんと呼ばせてください。とある理由で同級生になってしまいましたが、あなたには野球だけでなく人生観や様々なことを学びました。試合で泣いたり、髪の毛が燃えるんじゃないかというほど熱くなったりしている感情豊かな貴方は素晴らしいムードメーカーでした。今までありがとうございました。そしてこれからも同級生として仲良くしていきましょう。
#14 梶優介(県立掛川西)
志村優十茂さん(OB)へ
留年してしまって気まずい雰囲気になってしまいそうでしたが、持ち前の性格とだれとでも打ち明けられるその話術で自分達の代がとっても仲の良い学年になりました。本当に感謝感激です。これからも仲良くしてください。
#25 鬼木泰文(県立熊本第一)
林裕平さんへ
マネージャーとしてチームを支えながら、時には嫌われ役をかってでて部員に厳しく指導し、試合中にはベンチの最前列で的確な指示を送り、普段はムードメーカーとしてチームを盛り上げてくれました。ありがとうございました!
山本高(近大福山) マネージャー
僕は大学で生田硬式野球部に入るまで野球とは無縁の生活でした。同じ入試で入学前から仲良くなった丸と聖夢に半ば強引に誘われて僕の野球でのマネージャー生活が始まりました。最初は野球に詳しいわけでもないし、野球部のノリって怖いんじゃないかとすごい不安でしたが、同級生のみんなや先輩たちと打ち解けられるように色々助けてくれたのが丸と聖夢です。2人のおかげで生硬のみんなだけでなく、リコタイを通しての友達もできて、野球以外にも色々な事を楽しめました。
2人は学科も同じで授業だけでなく、遊びやご飯、家に行ったりと、大学生活で一番過ごす時間が多い2人です。本当は1人に絞った方がいいとは思いますが、どちらか1人でも欠けてたら今の僕、大学生活は絶対にないのでこの2人を指名します。 本当に楽しい野球生活、大学生活を俺にくれてありがとう!!
林佑平(城北) マネージャー
僕は男子マネージャーとして2年生の途中からという特殊なタイミングで明治の野球部に入りました。いきなり知らない奴が入ってきて良い思いはしないはずなのに、同期のみんなは快く受け入れてくれました。みんなと過ごした2年間はとても楽しく、思い出に残っています。途中からですがみんなと一緒に野球ができて本当に良かったです。今までありがとうございました。
#55 丸山隆馬(明大中野八王子) 理事
学生野球が終わるにあたり、私が最も感謝したい人は両親です。 野球を始め、今年で13年目。13年間、全力で野球に打ち込むことができたのは、本当に両親のおかげです。 疲れているのに、毎日の練習に付き合ってくれた父さん。一緒に作り上げたバッティングフォームで、神宮でホームランを打つことができました。ありがとう。
毎日のお弁当、帰れば山盛りのご飯を作って待っていてくれた母さん。特に高校時代は、何度も下宿に足を運び、僕を支えてくれました。母さんが作ってくれたご飯を食べて、僕はこんなに大きくなりました。ありがとう。
感謝してもしきれない、そんな大きな恩をくれた両親を、支えられるような立派な男になりたい。自分の子供にも、ふたりがしてくれたことを、してあげられるような大人になりたい。心からそう思います。 まだまだ時間はかかりそうですが、しっかり親孝行できるように、日々を全力で駆け抜けていきます。学生野球を最高の思い出にしてくれたふたりに、心から感謝します。
編集:山本高