法政の大逆襲で6回コールド勝ち!勝負の行方は第3戦へ|明治×法政 2回戦

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◇2日・上柚木公園球場

結果

チーム123456RH
明治00021044
法政192001x16

5月19日以来、久しぶりの顔合わせとなった明治と法政。
1回戦、明治のエース上野が8回125球8奪三振の大活躍を見せ軍配は明治に上がった。2勝して勝ち点を取りたい明治と、3戦目に持ち込みたい法政。2回戦の結末はいかに。

今季初先発を果たした田中大亮(明治)

明治の先発は、今季初先発の田中大亮(狭山ヶ丘)。2回裏、先頭の植草大成(船橋東)をゴロで打ち取った1死後、波乱の展開となった。6番・松原徹平(所沢西)が左前打で出塁すると、7番・須合俊太郎(熊谷)、8番・大山将太(熊谷)に連続四球を与え、1死満塁のピンチを招く。続く9番・南里大成(東農大二)のタイムリーエラーで松原が生還。法政は2点目を獲得。さらに、1番黒井誠也(加納)の右前打で2者が生還し4点目。ここで流れを断ち切りたい明治は、1死2.3塁の場面で齋藤聖夢(熊毛南)をマウンドに送るが、失策や暴投が重なりさらに4点を献上。ようやく2つめのアウトを取るも、制球が定まらずマウンドは先輩・上野雄大(千葉東)へと託された。上野は、黒井をしっかり打ち取り長かった2回を締めた。この回、法政は9点を獲得し明治との差を大きく引き離した。

2018年 新人王の田中博貴(法政)

法政は続く3回裏に、代打・加藤比呂(修徳)の右前打と相手のミスで2点を追加、6回にも7番・三木巧夢(桜丘)のツーベースヒットでチャンスを演出すると2番・田中博貴(立川)の右犠飛で13点目を獲得。規定により13-3の6回コールドで試合は終了した。

対する明治は、4回表に8番・後藤魁(相模原)のタイムリーヒットなどで2点を獲得。5回にも、9番・富岡俊平(城東)が四球で出塁すると足を使った攻撃でさらに1点を追加。苦しむ投手陣をなんとか援護したい明治打線だったが、その得点差はあまりにも大きすぎた。

チームワーク抜群の法政ナイン

法政の大逆襲で、法政-明治の勝負の行方は第3戦へともつれ込むこととなった。混戦のリーグ戦からますます目が離せない。

文:鶴井彩央

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