昨季の悔しさを胸に挑んだ法政、大量得点で勝利！｜法政×明治 2回戦

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◇法政11-7明治
4日・上柚木公園野球場

法政は1回戦、打線の猛攻撃によりコールドで明治を下した。リーグ戦は後半に差し掛かり両校ともに士気が高まる中始まった試合。法政は勢い止まることなく勝ち点をものにした。

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2回まで両チーム先発投手が好投をみせ、ノーヒットで両者一歩も譲らない戦いを見せる。

試合が動いたのは3回表。2アウトから1番・土井史鷹(川越東)がセンターへのヒットを放ち、すかさず盗塁で2塁へ進塁する。続く2番・林寿樹(花咲徳栄)がレフトへのヒットを放ち、エラーにより先制する。

法政は3回裏もしっかりと0点で抑え4回表。1アウトから5番・片岡勇貴(明法)が二遊間にヒットを放つ。その後、四球やエラーが絡み追加点を取る。そして3番・佐川航生(都立城東)のセンター前ヒットでさらに追加点を挙げる。この回7点と差をつけた。

明治は5回裏、四球と8番・高垣豊(都立城東)のレフト前ヒットでチャンスを作ると、1番・三浦竜蔵(駒込)の犠飛により1点を返す。6回裏にも7番・飯村純弥(川越東)、高垣の連打で2得点。その後のチャンスで三浦のタイムリーにより2得点を挙げ、計5点を返す。

法政は7回表、四球でチャンスを作ると、8番・掛場大直(都立小山台)のヒットと代打・小松和希(日本大学第二)のツーベースヒットにより3点を追加し明治を突き放した。代打の起用に応えた小松は「点をとられた直後だったので、もう一回突き放したかったです。狙い玉を絞って打つことができ、結果もついて来て良かったです。」と語った。

最終回、明治の攻撃。先頭の3番・松本朋大(都立昭和)がツーベースヒットで出塁し、その後満塁のチャンスを作ると、高垣のタイムリーツーベースヒットで2点を返し点差を縮める。しかし法政は堅い守りで、その後の攻撃を封じ込めた。