東の決勝打で早稲田が決勝進出!立教は延長で力尽きる | ZETT杯2019 早稲田×立教

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◇8日・八王子上柚木公園野球場

結果

チーム12345678910RH
早稲田000100000107
立教000001000004

 

エース南智樹のもとに集まる早稲田の選手たち

  

早稲田(リーグ2位)が延長の末に立教(リーグ3位)を2-1で下し、2年連続でZETT杯の決勝進出を決めた。タイブレーク制の延長10回、9番・東宙成(青山)が決勝の適時打を放った。
今季のリーグ戦で破竹の快進撃を見せた立教だったが、早稲田の投手陣を最後まで打ち崩せず延長で力尽きた。

 

 

両チーム投手陣が最高のパフォーマンスを見せ、一つのミスが許されない息詰まる投手戦は1-1のまま延長に突入した。今季のリーグ戦で最多勝利投手に輝いた南智樹(米子東)は「実力的には大差がないので、どれだけ我慢できるかが勝負を分けると思っていました」と振り返る。
タイブレークは無死一、二塁からのスタート。先攻の早稲田は8番・上原一将(松本深志)が絶妙なバントを三塁線に転がし(記録は安打)、満塁のチャンスで東が打席に入った。マウンドには今季早稲田相手に二度の完投勝利を挙げている”宿敵” 野口優希(川越東)。「初球の変化球を狙っていた」という東の打球はセカンドの横を速いゴロで抜け、早稲田に貴重な決勝点をもたらした。

10回表 東は塁上でガッツポーズ

 

「全然勝てていない中で、試合の楽しさを感じられていなかった」と東が語るように、早稲田はシーズン終盤の大一番をことごとく落とし自信を喪失した状態でこのZETT杯に臨んでいた。それでも自慢の投手陣が立教打線を封じ込め、苦労人の3年生が放った決勝打で掴み取ったこの1勝の持つ意味はとてつもなく大きい。昨季二冠を成し遂げた強い早稲田が戻ってきた。

 

写真:柳田真佑  文:小池颯