法政が終盤の猛攻で連勝!立教・川崎は今日も3盗塁|法政×立教 1回戦早版
◇12日・東大球場
スコア上では13安打7得点で快勝。しかし、得点差以上に苦しい試合だった。
立教の先発右腕・南泰至を捉えきれず、法政は序盤から追いかける展開に。だが6回裏二死二、三塁で登板したルーキーの奥西賢太郎(高輪)がピンチを脱して流れを呼び込むと、7回表に先頭の黒井誠也(加納)が放った右翼線二塁打を皮切りに2点を奪い逆転。立教のリリーフ陣を攻め、終盤3イニングで7安打7得点の集中砲火で突き放した。
不振に悩んでいた昨季打率.486の主将・松本幸大(調布南)も4打数3安打と復調を見せ、前節の早稲田戦の敗戦を払拭する今季2勝目となった。
立教は3回に二死から四球で出塁した川崎泰雅(松山)が二つの盗塁で三塁まで到達すると、好調のキャプテン赤崎南斗(桐光学園)が先制のタイムリー。終盤まで試合を優位に進めたが、追加点を奪えず悔しい逆転負けを喫した。
次節、法政は来週19日に明治、立教は25日に東大(会場はいずれもダイワハウススタジアム八王子)と対戦する。
写真・文:小池颯