春合宿直前インタビュー!最上級生の胸中に迫る|オフシーズン特集2020 〜立教大学編〜
2019年シーズンが幕を閉じてから早くも2ヶ月が経とうとしている。宮崎での春合宿は目前だ。昨季リーグ戦3位、ZETT杯準決勝敗退と悲願の栄冠には手が届かなかったものの、今最も勢いのあるチームとして強い印象を残した。その恵まれた体格から放つヒットで多くの人々を魅了する新主将・廣田祐大をはじめ、これからチーム立教の中核を担っていくメンバーたちの胸中に迫った。
主将 廣田祐大
まずは今季のチームスローガンと、そこに込めた想いを聞かせてください。
チームスローガンは「凡事徹底」です。場面場面のプレーの確認や、想定、試合前の準備などを徹底して防げるミスを減らすこと。また、そういった“出来ること”に目を向けることでメンタルを安定させる狙いがあります。どうしても結果に拘りがちですが、誰でも“出来ること”を、拘り持ってやっていきたいです。
チームを引っ張っていくのに心がけていること、または心がけようと思うことは何ですか?
自分は今まで主将を務めた経験がないので、難しいことは考えずにプレーや結果でチームを引っ張っていけたらと思います。なので練習や努力の量では誰にも負けるつもりはありません。
立教大学は今特に勢いのあるチームとして注目されていますが、今季のチームのプレースタイルはどのようものとなりそうですか?
今年の立教は絶対的な力を持った選手は数人で、個性を持った選手が多いので、守備が得意な選手や、長打力のある選手など、それぞれの武器を生かして総合力で勝つような試合をしていければと考えています。
昨季もスタメンとして公式戦に出場していましたが、振り返ってみて今季克服したいチームとしての課題があれば教えてください。
チームの課題は得点力です。去年はチャンスで点を取れず勝ち切れない試合や、延長に持ち込まれる試合が多くありました。特にエースの野口には頼り切りだったのでピッチャーに楽に投げさせてあげられるようにチームとしてチャンスに強い打撃を磨いていきたいです。