立教、序盤の猛攻で東大を制す|ZETT杯2025 東京×立教 1回戦

◇東京5-10立教
15日・いせはらサンシャインスタジアム

試合序盤で東大ピッチャーを攻略した立教が10-5で勝利。対する東大も要所で打線がつながり、後半には後半には立教と同様2点を返すなど最後まで粘りを見せたが、立教の猛攻に及ばなかった。

試合は1回表、東大1番・山口彰文(県立金沢泉丘)がライト前にヒットを放ち、続く2番・中野智博(県立旭丘)がセンター前ヒット。4番・加賀谷昊(県立千葉)がショートゴロの間に山口が還り1点を先取。5番・駒井清了(金沢大学附属)が7球の粘りを見せるもセカンドゴロに倒れチェンジ。
その裏、立教は1番・小原佑斗(都立小山台)がエラーで出塁、続く2番・小畑綱(県立所沢)が四球で出塁、3番・杠拓登(市川)がショートゴロになるも1塁走者が封殺、その間に打者が出塁し小原は2塁から3塁へ。続く4番・菊田悠希(県立国府台)のサードゴロで暴投により3塁走者が生還し同点に。さらに5番の坂本大樹(県立牛久栄進)がセンター前にタイムリーを放ち勝ち越しに成功。6番の田中歩武(県立厚木)がセンターへのスリーベースヒットで追加点。この回で立教は3点を獲得し試合の主導権を握る。

2回裏の攻撃で立教は一層ギアを上げた。まず8番・丸野敦也(日本大学習志野)が失策により出塁。続いて9番・ユ・ジソン(Samsan Highschool)、1番・小原、2番・小畑、3番・杠が安打を重ね、4点加点された。四球、暴投も絡み走者が進塁。そして6番・田中がタイムリーヒットを放ち、この回だけで計5得点を追加。スコアは1-8と大きくリードした。

この試合3安打を放った山口

迎えた3回表、東大は反撃に出る。1番・山口がセンター前ヒットで出塁すると2番・中野が四球を選び1死1,2塁。2塁走者が盗塁を決め、3番・小谷逢斗(県立浦和)のサードゴロの間に3塁走者が生還。さらに4番・加賀谷が悪送球で出塁し、2塁走者が還りもう1点を追加。この回で東大は2点を返しスコアは3-8に。

再び試合が動き出したのは6回表、東大側の攻撃。4番・加賀谷がレフト前にヒットを放つと投手の暴投と犠牲フライで1点を返す。7回には連打を浴びせ、相手のエラーを絡めてさらに1点を奪った。追い上げを見せたものの、6回裏には立教が2点を追加したためスコアは5-10に。残念ながら反撃もここまでだった。


この試合で立教は序盤の集中攻撃で一気に試合の主導権を握った。特に2回裏の猛攻は勝敗を決定づけたといえる。一方東大は数度にわたって反撃を試み、粘りの姿勢を見せたが序盤の失点の重みで最後まで追いつくには至らなかった。
攻撃面では立教の攻撃力が際立ったが、先発の丸野の走者を出してからの粘りが試合の運びを安定させた。継投を受けた坂本も東大の反撃を単発に抑え点差を守り抜いた。東大も継投の杉岡勇哉(灘)が粘り、後半の追い上げをサポートした。
総じて、攻守ともに見どころが多く各チームの持ち味が随所に現れた、内容の濃いゲームとなったといえるだろう。

文:鈴木優羽

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