「継承と発展」歩みを止めない|引退特集2023~理事会編~

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「継承と発展」をスローガンに掲げた2023年度理事会。連盟の伝統を守りながらも、未来を見据えて確実に連盟を成長させてきた。全活動を終えた今、6人に1年間を振り返ってもらった。活動報告の他、彼らの話からは理事としての責任や苦悩も窺えた。

【2023年度 理事会】

理事長  慶應増田新
副理事長 立教丸田善大
副理事長 明治松本朋大
理事   早稲田山田真透
理事   法政土井史鷹
理事   東京楯正光

ーー1年間お疲れ様でした!活動を振り返ってみていかがですか?今年度新しく取り組んだことについても教えてください。

増田 : 振り返ると正直大変なことばかりだったね。宮崎合宿はコロナの規制が緩和されて去年より規模が大きくなったし、東京ドームでの試合や納会の準備も大変だった。
今年度から取り組んだこととしては、ルーキーリーグ新設や速報サイトのバージョンアップだね。中でもルーキーリーグの運営が大変だったな。

土井:そうだね、今年度1番大きな挑戦はルーキーリーグを始めたことだと思う。既存のリーグ戦にルーキーリーグが加わって試合数が増えたから、その分試合日程を調整するのが大変だったね。

:試合日程を組むのは、各大学の試験日程や合宿の予定などを把握する必要があってかなり難しい仕事だったね。

山田:日程の調整もそうだし、球場も例年より多く確保しなければいけなくて苦労しました。それでも不自由なく運営できたことは良かったと思う!

ーー普段の理事会の活動内容やその中で大変だったことを教えてください。

松本:定期的に集まって試合日程を調整したり球場を確保したりする他、リコタイの運営に関わる改善点や問題点を話し合っています。より良い選択をできるように意見を出し合って最終決定をしています!

山田:議論を円滑に進めるための情報収集・整理も不可欠だったね。

土井:議論に参加するのはもちろん、自分は特に会計として球場への支払いなどで様々な場所に足を運んでいたんだけど、これが本当に大変だった(笑)

増田 : 確かに、今年度は球場や球場事務所にもかなり足を運んだね。

松本:個人的に大変だったのは春合宿。他大学の選手にも配慮して動くのががかなり大変だったし、連盟全体をまとめることの難しさを感じたね。

丸田:理事会内での仕事の分配も難しかったな。増田が理事長としての責任を負っていろいろ頑張ってくれたんだけど、自分は副理事長として増田をサポートしなくてはならない中で他の理事にたくさん助けられました。
増田が抜けていることにもっと早い段階で気づいていたらより良くなったのかなと思う(笑) ルーキーリーグとかの新しい試みも大方成功できたのはみんなのおかげだね。

増田 : 余計な一言聞こえた気がするけど?(笑)けど運営側全員が同じ方向を向いて動けたのは本当に良かったね。

ーー活動を終えた今、お互いへ伝えたいことはありますか?

山田:1年間お疲れ様でした!各理事がそれぞれの役割をきちんと全うしていたおかげで何の問題もなく、運営できたと思います。 

:今年は全然理事会に参加できず申し訳なかったです。特に理事長の増田は多くの仕事を抱えて大変だったと思う。本当にお疲れ様でした!

丸田:土井には特に感謝しています。会計職は伝統的に法政が担当しているからという理由でやってくれたけど、嫌な顔せずに頑張ってくれたことには本当に感謝してる。また、理事長の増田はもちろんだけど、土井の理事会への出席率も凄まじいもので、理事会に非常に貢献してくれた人だと思う。ありがとう!

松本:増田新君は理事長ってだけで沢山仕事が回されていてしんどそうだったけどやりきってくれた(笑)どうもありがとう。

土井:そうだね、理事長の増田は仕事量が本当に多くて大変だったと思うからすごく感謝してる。また、増田だけではこの理事会は成り立たなくて、全員のバランスがよかったから成り立ったんだと思う。だから全員に感謝しています。

増田 : みんな本当にありがとう。約1年半の間みんなと協力して連盟運営ができてよかったと思う。松本と丸田は鋭い意見を会議の中でも沢山くれたし、土井と山田は冷静に状況を見ながら慎重に話し合いを進めてくれた。楯が沢山質問してくれるから、議論を進めるときにあらゆる可能性を考えられた。みんな役割は違ったけど、根幹の部分で連盟を良くしたいっていう気持ちが共通してたと思う。しんどい時も多々あったけど、振り返ると素敵な時間だったと思います。自分たちの仕事が今後の連盟発展の一助になれば嬉しいですね。

ーー最後に、来年度の理事会に向けてメッセージをおねがいします!

土井:来年度も開幕早々に宮崎合宿が始まると思う。最初にして最大の仕事で大変だと思うけど、理事全員、また主将とも協力して頑張ってほしいです。

丸田:理事会は面倒な仕事の連続だけど、挫けずにやり切って欲しい。1人でも意識のズレがある人がいると良い理事会には決してならないから、腹を括って頑張って欲しいと思う。サボろうと思った時にどれだけ周りの人のために頑張れるかが連盟の動きを左右するという覚悟を持って頑張ってください!

松本:連盟の問題点はまだまだあると思うので、より良い環境を作れるように頑張ってほしいです。 あまり理事長頼りにならないように!

:自分は唯一来年度も理事を務めるので、今年度の経験を活かして理事会運営に参画できればと思います。

山田:新たな速報サイトの導入や新歓、合宿等で問題はたくさんあると思いますが、一つ一つまとめながら問題に向き合っていけば最終的には良い運営ができると思います。 六大学理工系硬式野球連盟をより良くできるように頑張ってください。

 増田 : 理事の仕事は責任が大きく、予想外の出来事も多くて難しい仕事です。それでも自分たちの仕事によって連盟に関わる学生の毎日を豊かにできるのは醍醐味だと思います。困難に直面したときは、同期ととにかく話し合って色々な視点から解決を目指すのが大切だと私は感じていました。日頃から、理事同士や他の運営スタッフとのコミュニケーションを大切にして、いざとなったらみんなで団結して戦えるチームを創って欲しいです。
皆さんの活躍によって、連盟が今後も発展していくことを願っています。今年度理事会一同ももちろん応援しています。困ったことがあったら何でも相談して下さい!

写真左から山田、丸田、増田、松本、土井、楯

1年間ありがとうございました!来年度の理事会にもご期待ください!


取材・編集:尾上奈優

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