「純粋に野球を楽しんでプレーする」注目選手インタビュー|早稲田大学編
#2 河野太 (2年・日立一高)
2人目は、昨年、1年生ながら打率4割を記録した強肩強打の中堅手河野。チーム内からはベストナインも狙えるという声もあり、2年生となる今年はさらなる飛躍が待たれる。
ーー2年生になり、後輩もチームに入ってきましたが心境に変化はありますか?
変化は特にないです!ただ、去年は5位(暫定)に終わってしまったので、今年こそは勝ちたいなとは常に思っています。
ーー去年のチームの反省点・個人の反省点はどのようなものがあると考えていますか?
チームとしては、選手起用や采配の責任が1人にかかってしまっていたことが失敗の原因だと思います。1人で全部決めるのは相当大変なことですし、毎回毎回正しい判断ができるわけではないのかなと。その点、今年は50:50(重役:選手)というスローガンを立てているので反省を生かせるといいです。
個人としてはチャンスで全然打てなかったことです。チャンスで打席が回ってくるとベンチから分かるくらい緊張してたみたいです(笑)
ーーチーム内で目標としている選手・ライバルだと思っている選手はいますか?
塁(2年・佐藤塁)と吉藤さん(3年・吉藤夢来)です。2人とも野球に対しての意識がすごく高いところを素直に尊敬してますし、目標にもしています。
ーー選手としての自分のセールスポイントを教えてください!
走攻守バランス良くこなせるところです。どれかが飛び出てできるということはないですが、どれもそれなりにちゃんとできると思います。
あと、周りを見て、先を予測してプレーできるのも強みだと感じています。
ーー最後に、今期の抱負を教えてください!
リーグ戦とZETT杯の2冠です!せっかくやるんだったら勝ちたいです。
そのために、どんな形で試合に出るかは分かりませんが、チームに貢献できるように頑張ります!
今季王者返り咲きを狙う早稲田。チームの中心を担う2人の外野手にも注目だ。
取材・文:高橋孝太