隙のない守備とチャンスを逃さない打撃で明治がリーグ戦優勝!│明治×東京 2回戦

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◇明治16-1東京
27日・検見川総合運動場

リーグ戦優勝に王手をかけた明治と、初勝利を目指す東京との2回戦は、圧倒的な強さを見せ明治に軍配が上がった。
この試合で新たに勝ち点を得た明治は、早稲田との最終戦を残しながらもリーグ戦優勝を確実なものにした。

リーグ戦終盤となった今試合。序盤は両者譲らずの戦いが続いた。1回表、明治の攻撃では、東京の先発・辻虎伴(ラ・サール)が少ない球数で明治の上位打線3人を抑えた。対する1回裏、東京の攻撃でも、明治の先発・堀野舜平(都立小山台)の力のこもったピッチングと内野の抜かりない守備で3人をあっという間に抑えた。

東京先発・辻

試合が動いたのは3回表、明治の攻撃。先頭バッターに服部碧人(都立国分寺)が立ち、レフトへのヒットで塁にでた。その後、飯村純弥(川越東)が三振で1アウト。上位打線に打順が回ってきた。一番・宇津見達也(佐賀北)のバントヒットで先制点を獲得。1アウト1塁、チャンスの場面でバッター・石原慎也(県立市ヶ尾)。ファールで粘るも、最終的にセンターフライに終わった。続いて松本朋大(都立昭和)、伊藤大貴(桜丘)のツーベースヒットで得点を重ね、この回5本のヒットで4点の差をつけた。対して守備では、1点も譲らず団結したプレーで東京を無失点に抑えた。

4,5回の攻撃でも明治が計8本のヒットや東京のエラーの間にチャンスを逃さず追加点を獲得した。一方東京も果敢にバットを振り続けたが、明治の堅実な守備で明治が勝利を飾った。

2試合連続で東京を破り、勝ち点を獲得した明治

この試合で勝ち点を獲得し、優勝を確実にした明治は後日早稲田との勝ち点をかけた最終戦を行う。その試合で明治に軍配が上がった場合、明治は5大学全ての大学から勝ち点を獲得することになる。また、東京も今試合と同日に行われる慶應戦が最終戦となり、最後のチャンスとなる念願の勝利をかけ試合に挑む。
明治が有終の美を飾るのか、そして東京が今季初勝利を成し遂げるのか。両大学とも最終戦となる試合もぜひ注目したい。

文:岸谷茜、本村ひとみ

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