引退特集第1弾!│写真で振り返る3年間の思い出『最高に集中している瞬間』~早稲田大学編~

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4番目にバトンを受け取ったのは、2019年度ZETT杯優勝の早稲田大学。これまでリーグ戦優勝を何度も経験し、公式戦を大いに盛り上げてきた。2020年シーズンは1勝と苦戦するも、大事な場面で結果を残す早稲田は、常に他チームから警戒されてきた。そんな実力者揃いのチームを支えてきた3年生の『最高に集中している瞬間』とは?

#17 松村宏哉(城北) 副主将・理事

この写真は立教戦の第2打席、1点ビハインドの2死3塁の状況。ここを抑えられたら、更に立教に流れが傾くと僕は考えていた。そのため、自分は打席に入る前に2つのことを意識した。1つ目は、とにかく塁に出ること。自分でチャンスを決められなかったとしても最低限出塁して、次打者に繋げようと心掛けた。2つ目は、ファーストストライクを絶対に振ること。これを振ることで次の球に活かせると思ったので、とにかく球種を問わず思いっきり振ろうと考えた。この2つを意識した結果、初球の直球をレフト前に運ぶことができた。
個人成績としては、2打点をあげることができて最低限の活躍はできたかなと思う。ただ、結果的にチームは負けてしまったので、嬉しさは半減です(笑)

#31 池田文人(城北)

東大戦が僕の野球人生の最後になると考えていました。そのため、どの打席が野球人生の最後の打席になっても良いと思えるように打席に入っていました。当初与えられていた打席は2打席でした。1打席目は四球でした。キャプテンの以後(3年・以後光一)が、「もしヒットを打てばもう1打席増やそう」という話をしてくれました。僕は野球人生の最後の最後になって、より多くの打席に立ちたいという思いを抱きました。最後の打席として悔いは残したくない。もう一度打席に立ちたい。この思いで今までになく集中していたと思います。結果として、僕は3打席目を迎えることができました。野球人生の最後に悔いを残すことなく終わることができて幸せです。

#38 鳥谷周太朗(芝)

この写真は冬合宿の時に食べたパフェの写真です!
冬合宿は自分たちの代が中心で行った最初で最後の合宿でした。僕たちの代は人数が少なく、基本的にずっと行動を共にしていたのですが、その中でも北海道のグルメを食べまくったことが思い出です。お寿司、ラーメン、パフェなど、たくさんのグルメを食べたことを覚えています。
このような状況でなければ他の合宿にも行き、たくさんの思い出ができていたのかと思うと残念ですが、その分この冬合宿がとても印象に残っています。
またみんなで北海道に行きましょう!

#30 山田美祐(八千代松陰) マネージャー長

撮影:山田美祐

自分の写真ではないですが、3年間で1番緊張していて1番集中していたのは、昨季のZETT杯準決勝の立教戦だったなと思い、この写真を選びました。
先輩方の引退がかかったトーナメント戦で、かつ立教はリーグ戦で順位こそ上回っていたけれど2敗を喫して勝ち点を献上していた相手だったので、実際に自分がプレーするわけではないのに勝手に緊張していました。私はマネージャーとしてこの試合ではアプリPlayer!での速報を担当していましたが、そんなに気温が低いわけではないのに緊張して指先が冷え、端末の操作をするのが大変だった記憶があります。この試合は集中していたというよりも、緊張していたという方が正しいかもしれませんが、試合に勝った時の安堵感と嬉しさはどの試合よりも大きくて、今でも鮮明に覚えています。

#8 石附里奈(富士見) マネージャー

これは頑張ってスコアを書いていた時です。野球のルールすら怪しい状態でサークルに入りましたが、だんだんと覚え、試合を楽しめるようになったのは私にとって大きな成長です(笑)
せっかくマネージャーとして入ったならば、スコアを書けるようになりたいと思い、先輩マネージャーさんに付きっきりで教えてもらいながらなんとか書けるようになりました。間が空くと忘れてしまいがちですが、数分で思い出せるくらいには身についています!私のスコアが役に立ったかどうかは置いておいて、書きながら改めて野球の面白さや複雑さに触れることができ、いい経験でした。

第2弾もぜひご覧ください!

編集:花原彩夏

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