長橋のサヨナラ打で慶應が早慶戦を制す!| リーグ開幕戦詳報
伝統の早慶戦は劇的な幕切れ
ついに新シーズンの開幕を迎えたリコタイ六大学野球。開幕戦のカードは、昨シーズンにリーグとZETT杯の二冠を達成した絶対王者・早稲田と、4年ぶりのリーグ優勝を目指す慶應義塾による伝統の早慶戦となった。
後攻の慶應は1点ビハインドで迎えた9回裏、早稲田の2番手多田雄一を攻めて9番五十嵐捷の中越三塁打で同点とすると、続くチャンスで2番長橋一徹がしぶとくライト前に運んで劇的なサヨナラ勝ち。宿敵に対して3年ぶりの勝利を挙げ、最高の形で2019シーズンのスタートを切った。
敗れた早稲田は先発したエースの南智樹が6回1失点奪三振10とさすがのピッチングを見せたが、チームで5安打10残塁と好機で一本が出ず。昨シーズンはZETT杯を含めて公式戦で3戦3勝と得意にしていた慶應に出ばなをくじかれ、リーグ4連覇にいきなり黄信号が灯った。