【数珠繋ぎ式対談⑦】「オーラに圧倒されたピッチャー」明治・金山拓矢➡立教・野口優希

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リコタイJAPAN台湾遠征での活躍や捕手でのベストナイン獲得などリコタイ最注目キャッチャー金山拓矢。彼が対談に指名したのは、立教左のエースとして大躍進を担った野口優希だ。マウンドと打席で対峙したとき、互いに警戒しあうという好敵手同士の2人。それぞれの野球観を語り合う。

金山が野口を指名した理由

金山:昨年多くの投手を見て対戦しましたが、正直自分の中ではリコタイNO.1投手だと思ってます。
そんな立教のプリンスにいろいろ聞きたくて指名させていただきました!

野口:明治の強力打線の中でも、打たれる気しかしなかった金山君にご指名いただいてとても嬉しく思ってます(笑)
多分今年も明治には打たれると思いますが、僕も金山君に聞きたいことがいくつかあるのでよろしくお願いします!

”ピッチャー・野口”の頭の中

金山:まず第一に、何を考えてマウンドに上がっていますか?そのとき「こうしたい!」など、どんな思いがありますか?

野口:ピッチャーなので、失点0ってことを1番に考えてますね。正直なところピッチャー経験浅いので、あんまりよくわかりません(笑)
追い込んだら毎回、「三振取ってやる」っていう気持ちで投げてますね

金山:なるほど。投手としては、やはり三振取りたいですよね。自分の印象ではかなり強気のピッチングスタイルだと思ってます!力のこもったボールばっかで抜け目ないですよね。
初めて対戦した時は、ベンチやネクストで見てるより何倍も圧倒されました。その結果、チャンスでゲッツーでしたけどね…(笑)
投手としてコントロールやスピードなど、技術面でこだわっている部分はありますか?その中でも特に!というのがあれば知りたいです。

野口:感情があまり出るタイプではないけれど、金山君のような強打者にはやっぱり強気で投げに行きますよね(笑)
自分は「スピードが速い」とか「コントロールがいい」とかの自信はないので、その分持ち味のストレートを生かせるようにうまくスライダーを使って投げていますね。あとは投げ方でテイクバックが小さいので、キレを意識しています!

金山:ありがとうございます。確かに派手にガッツポーズしたりはしてないイメージですね。ただ、その分マウンドに立った時のオーラがすごいです。
なるほど。ボールのキレですか!自分の中でタイミングが合わずに詰まる感覚があったのですが、きっとそれですね。スライダーも左バッターにはかなり厄介な良いボールです。

野口:オーラあるって言われたの初めてだからなんか嬉しい(笑)

キレのあるボールを武器に立教のエースとして活躍する野口(川越東)

投手から見た、「理想の捕手」とは

金山:では、次は捕手として質問します!投手である野口さんにとって「1番理想の捕手」というのはどのような捕手ですか?
自分が「どんなプレーヤーであるのか」、自身でわからない部分が多いので、このチャンスを活かして「投手から見た捕手」を聞きたいです。

野口:難しい質問だねぇ。でも、一つ思うのは、うるさいくらい声掛けてくれるキャッチャーかな?
やっぱりピンチの時とか落ち着いてるつもりでも全然違ったりするから、配球面は勿論だけど、それ以上によく全体が見えてる捕手が理想かな!
立教は北里君(北里洸太朗)がやっていて、彼はうるさいタイプじゃないけど、何か投げやすい雰囲気持ってるからいいんだよね。知らんけど(笑)

金山:なるほど。試合中のコミュニケーションですね。実際、ピンチの時とか投手と捕手の食い違いってのは案外あるものですよね。そこでしっかりお互いの意図が伝われば、特に投手は思い切り腕振ることができると思います。この延長にあるのが、捕手が試合全体を見るってことだと思うんすよね。
北里くん、彼はいい捕手です(笑)

野口:逆に、僕から金山君に聞きたいことがあるんだけど、金山君ってキャッチャーの雰囲気が六大の中では1番あって、俺は打席立ってないからよく分からないけど、ベンチで見てて「キャッチャーとしての圧」をもの凄い感じたんだけど、何か意識してることはあるの?

金山:そうなんですか?(笑)キャッチャーとしての圧か…あるのかな?
意識してることは、次やその次に起こりうるプレーを想定して、ポジショニングやベースカバーなど野手にしっかり意図を伝えて、自分の思い通りに動いてもらうことですね。
投手には常に、これで打ち取りたい!など首を振ってもいいから意思をもって投げてもらうことを考えてますね。
そのために、投手、野手には声かけや「コミュニケーションは常に絶やさないこと」です!

野口:そうなんだ!でもそれはちゃんと実践出来てるから、こちらがそのように感じるんだろうね。逆に僕は首振ったらほぼ毎回打たれてるから、要求通り投げてます(笑)

金山:それも含めて、キャッチャーがうまくできれば…って感じなんですけど、うまくいかないですよね。

野口:キャッチャーが1番大変だし、本当に尊敬しかないです。

明治のパワーはどこから??

野口:明治の選手、みんな身体大きくて、誰にでも打たれそうなイメージあるんだけど、もともとみんなデカいんですか?身体がでかくなる方法があるなら是非教えてほしいです!切実に!

金山:いや、どうなんですかね(笑)まあ”見た目通り”みんなパワーありますし。デカくなる方法か…
先輩たちは結構な量食べますね。自分もですけど。多分原因はそれですね。お茶会も結構あるので!

野口:お茶会ですね(笑)廣田キャプテン(廣田祐大)から増量ハラスメントがあるので、内野のコウスケ(井上康佑)と一緒に頑張ります。

金山:さすがキャプテン、ストイックだなあ。応援してます!
今年の立教やっぱ手強そうだなー。お手柔らかに!

:明治も昨年の主力残ってるから、今年は打たれないように頑張ります!僕の時は打たないでね。

金山:どちらかというと”打てない”のほうです(笑)

野口:先輩を立てるのも一流だわ。是非小野君(小野耕太郎)を筆頭に、ウチの2年生に教育お願いしたいですね(笑)

最後に…

野口:まあ、お互いにリーグを盛り上げられるように頑張りましょう!
そして、1度でいいのでバッテリー組みましょう!

金山: はい!自分も同じこと考えていました!JAPANなり、オールスターなりあればぜひお願いします!


明治の扇の要と立教のエース。実力を認め合う2人がお互いの魅力を深堀した対談となった。開幕すれば、実力を磨き、より強敵となって対戦するだろう。白熱する直接対決からは目が離せない。

文・山本高、取材,編集・上野貴洋/山田美祐/米倉志織

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