「勝つために大事なことは何かを常に考える」注目選手インタビュー|立教大学編

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先日の慶應に続き、第2弾は立教。初戦の法政戦では、今年の課題である投手不足にあえぐ中、その不安を払拭するような大量得点で勝利した。そんな立教打線をこれから引っ張っていくであろう2人に話を聞いた。

#9 小野耕太郎(3年・山手学院)

1人目は、1.2年の時からコンスタントに成績を残し続け、今季は上位打線を張っていくとともにピッチャーとしても期待がかかる小野。

ーー試合前のルーティーンはありますか?

自分の高校野球生活が最後になる時に、三塁コーチャーという大事なポジションを任されていたこともあり、試合前には風向きや照明、太陽の位置、相手選手の状態などを試合前のシートノックから確認するようにしています。あとは自分が怪我をしがちなので、柔軟体操などは割と入念に行うようにしています。

ーー柔軟大事ですね(笑)立教はけが人が多いイメージがあるのでぜひとも気を付けてくださいね。
昨年も主力として活躍していましたが、今季狙っているタイトルはありますか?

特にありません。チームが勝つために最も大事な仕事は何かを常に考えてプレーして、その上で結果が出てくれば良いかなと考えています。
タイトルとしては存在しませんが、自分の中では最多犠打を目指しています。

ーー初戦の法政戦でもきっちりと決めていましたね!
自身の最大のアピールポイントはどこですか?

声かけです。自分は特段、バッティングや守備に秀でているわけでは無いため、状況に応じた的確な声かけを常に意識してプレーしているので、ベンチから聞こえる自分の声掛けに注目して欲しいです。

ーー同じチームですが、ほかの人に比べて声量というよりも内容のある声掛けがとても多く、とても助かる存在です!
今季は投手として登板機会も多いと思いますが、自身はどんな投手だと思いますか?また、投手として目指している理想像はありますか?

ピッチャーとしては、典型的な野手ピッチャーなので、テンポ良く投げて、打たせて取るというタイプのピッチャーだと思います。
理想としては、テンポの工夫やボールを動かすなどして打ち取るジョニー・クエトというMLBのピッチャーのようにリズムよく投げ込んでいくスタイルを目指しています。

ーー最後に2021シーズンの意気込みをどうぞ!

2019、2020と、3位で終わってしまっているので、より良い順位を目指してやっていきたいです。また自ら監督に立候補した以上、独断でやるのではなく、周りの人間たちと出来るだけのベストを探しながら采配し、チームメイトとなるべく多くの勝ちを積み上げていきたいと思います。

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