引退特集第1弾!|写真で振り返る3年間の思い出『来年の勝利へ種を蒔いたシーン』~東京大学編~
引退特集第1弾のラストは東大。確実に力をつけて臨んだ今季、悲願の1勝に向けて戦い続けたが勝利をつかむことはできなかった。しかし、年を重ねるごとに力をつけ他大学を脅かす存在となっている彼らには、来年の勝利に期待できるようなシーンが多くあった。今回はそのような瞬間について振り返ってもらった。
#32 安部深月(県立金沢泉丘) 主将
早稲田戦で7回表に1点を返して1点差に詰め寄ったシーンです。 結局この試合でも勝つことはできませんでしたが、今シーズンで一番勝利に近づいた場面だと思います。 足を絡めた攻撃や1年生の好投などもあり、来シーズンは攻守ともに磨き上げることができたら絶対に勝利をつかめると思えた試合でした。 後輩たちには自信を持って頑張ってもらいたいです。
#23 工藤雷己(浜松北)
11月28日の早稲田戦での写真です。 一年生の選手やマネージャーがたくさん来てくれていた中で、あと一歩で勝利というところまで攻めることができました。 毎年、東大はなかなか勝利を収めることができていませんが、この試合は来年に希望をつなぐ一戦であったと思います。
#18 影山舜(筑波大学附属)
一番仲の良い友達と、一年生の時に東京ドームで勝利した後に撮った写真です。最高の場所で、素敵な仲間たちと一緒にプレーができて、勝利することができて、最高の思い出になりました。硬式野球部に入らなかったことを少し後悔していた時期でもあったのですが、リコタイも本当にいい場所だなと感じることができ、その後のモチベーションにもなりました。二年生の時に所属していたもう一つのサークルの忙しさから、丁友会と疎遠になってしまったのですが、この経験がなければ三年生になってまた戻ってこようとは思えなかったかもしれません。忘れられないひと時でした。
#29 神田直樹(NHK学園) 理事
加入当時は、再建から年数が経っておらず、9人を団体の正規メンバーで集めることも困難でした。 そのため、試合を成立させることすらいっぱいいっぱいでしたが、そのぶんチーム仲はとても良く、入れ替わりがあるからこその風通しの良さもあり、純粋に、このサークルを心の底からおすすめできると思い、友だち、あるいは初対面の人に至るまで、いろんな場面で人を誘い、チームに引き入れました。 僕のみならず、チームのみんなが同じ考えを持ち、周りの人を引き込んだ結果、上のような写真が撮れました。総勢30名を超えるチームになりました。 成長の最中にあった素晴らしいチームを次世代に繋げていくことができました。
編集:吉川菜花