慶應、今季三度目のコールド勝ち!完全優勝まであと3勝|慶應×法政 2回戦

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◇6日・ ダイワハウススタジアム八王子

結果

チーム1234567RH
慶應0242103011
法政101001003

                                     

3-1の接戦を制した法政1回戦から約1ヶ月。2回戦は、12-3の7回コールドで快勝した。これで慶應は東大に続いて法政からも勝ち点を獲得し、リーグ戦完全優勝まで残り3試合となった。

                                         

慶應の先発・宮田駿二(都立青山)は、初回に失点するも、打たせて取るピッチングで5回投げて2失点。6回にはアンダースローの河本龍斗(慶應義塾)が登板。1点を失うも7回に登板した上田裕介(都立三田)が剛速球で打者を圧倒し、1、2年の投手陣で法政打線を抑え込んだ。

6月の明治戦以来の登板で周囲が驚くほどの剛速球を見せた上田

                                   

打っては2-1で迎えた3回に慶應打線が爆発。先頭打者・川埜直人(筑波大付属)が四球で塁に出ると、2番・山口優斗(松本深志)、3番・税所佑斗(千葉)、4番・井村岳(横浜緑ケ丘)、5番・松下周平(本郷)の4連続ヒットで4点を獲得し、法政を引き離し6-1。4回にも2死走者なしから、1番・川埜直人、2番・山口優斗、3番・税所佑斗の3連続ヒットでさらに2点を獲得し、8-1に。その後も1点を追加し、9-3で迎えた7回。この回代打で出場した8番・清水槙利(都立大泉)がライトへのタイムリーヒットを放つなど、相手のミスに乗じてダメ押しの3点を獲得し、投打が上手く噛み合い勝利した。

3回にタイムリースリーベースを放ち笑顔でベンチに戻る松下

                        

3回にタイムリースリーベースを放った松下に試合後話を聞くと、「率直に3塁まで走る体力なくなったなぁ笑 最近調子が上がってきていたのでDHとしてバッティングで貢献できてよかったです!優勝まで活躍し続けます!」と体力の衰えを感じながらも、3年生らしい頼もしいコメント。

                        

対する法政は、初回に3番・松本幸大(調布南)のタイムリーで幸先よく先制するも、チーム全体のヒット数はわずか3本と慶應投手陣を攻略することができないまま試合終了。この試合で今シーズンのリーグ戦全てが終了した法政は、勝点1の5位が確定した。11月末開始予定のZETT杯までにエース平山と黒井不在の穴を埋め、昨季リーグ戦2位の法政復活となるか。

                        

文:鶴井彩央 写真:金子紗衣、小林奏

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