タイブレークで接戦制す!慶應の完全優勝で2019年度リコタイリーグ戦終了|慶應×立教 3回戦

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◇16日・瀬谷本郷球場

                                

リコタイリーグ最終戦は、先日の早慶戦で優勝が決まっていた慶應が4人の継投で延長10回タイブレークを制し立教を振り切った。慶應は全大学から勝点を獲得し、リーグ戦の完全優勝を成し遂げた。   

                      

結果

チーム12345678910
慶應2000101001
立教0003000010

                   

先攻の慶應は初回に5番・松下周平(本郷)のタイムリーなどで幸先よく2点を先制。3回無失点の好投を見せた先発・上田裕介(都立三田)に代わり、4回からはリーグ最多タイの5勝を挙げている宮田駿二(都立青山)がマウンドに上がるが、立教の6番・北里洸太郎(山手学院)、7番・廣田祐大(市ヶ尾)に2者連続四球を与えると守備のミスも絡み3点を失ってしまう。

しかし2-3と立教リードで迎えた5回、レフト線への鮮やかな流し打ちで出塁した4番・井村岳(横浜緑ケ丘)が相手のミスの間に同点のホームを踏むと、続く7回、守備でのミスを取り返したい6番・飯塚大生(桐朋)がレフト前へのタイムリーを放ち勝ち越しに成功。6回途中からはアンダースロー河本龍斗(慶應義塾)が立教2回戦での雪辱をはらす好投を見せ、慶應が一気に流れを引き寄せた。

                               

今シーズン初先発を果たした上田

                               

ところが9回裏、4-3で1点を追う立教がここで粘りを見せる。8回よりマウンドに上がった林克樹(桐光学園)から5番・上野貴洋(昭和)が四球を選ぶと7番・廣田のツーベースの間に一気に三塁へ。ここで登場した代打・黒木壮太(江戸川学園取手)の犠牲フライにより土壇場で立教が同点に追いつき、試合の行方は延長戦へともつれこんだ。

試合は大会規定により10回無死一、二塁のタイブレークへ。先攻の慶應は、ワイルドピッチの間に各ランナーが進塁すると「自分が決めてやる」という強い気持ちで打席に入った7番・間根山嗣大(江戸川学園取手)のショートゴロの間に三塁ランナーが生還し、大きな大きな1点を奪取した。

後攻の立教は先頭で打席に立った主将・赤崎南斗(桐光学園)は送りバントを試みるが、これが捕手への小フライに。キャッチャー加藤奨大(札幌南)が二塁へ送球し、飛び出したランナーをすかさず捕殺する見事なダブルプレーを見せた。最後は3番・負田圭亮(湘南学園)を林が得意のスライダーで空振り三振に打ち取り試合終了。

                         

華麗な二塁送球を見せた加藤

                              

立教はエース南泰至(成蹊)が緩急を織り交ぜた投球で7回4失点に抑えると、8回には永井秀明(多摩)、9回からは次世代エース野口優希(川越東)の継投で慶應にビッグイニングを作らせなかった。ヒットの数は両チーム同じ8であったが、立教は慶應を前にあと一本が出ず。寒空の中10回タイブレークまでもつれ込んだ一戦は、慶應が王者の貫禄を見せ5-4で勝利を手中に収めた。

この試合で東京六大学理工系硬式野球連盟2019年度リーグ戦は終了し、次週(11/23)より3年生は負ければ引退のトーナメント戦・ZETT杯が幕を開けることとなる。

          

文:鶴井彩央 写真:槌本真輝子

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