立教に恵みの雨… 注目の一戦は4回途中ノーゲーム|早稲田×立教 

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◇早稲田-立教(4回途中降雨ノーゲーム)

1日・江戸川区球場

 

4回裏 三走・巻島が暴投の間に間一髪ホームイン

 

開幕戦で明治を劇的なサヨナラ勝ちで下し、今季のダークホースとして鮮烈な印象を植え付けた立教。一方、3日前の法政戦では相手を1安打に封じ込める「らしい」勝利を収め軌道に乗り始めた早稲田。令和最初の注目の一戦は試合前から雨が降り続く中、開始時間を早める形でプレーボールした。

立教は3回表、リードオフマンの川崎泰雅がヒットで出塁するとすかさず二盗。キャプテン赤崎南斗がきっちりと進塁打を放ち先制のチャンスを作ると、3番・負田圭亮が左中間を真っ二つに割る適時二塁打を放ち先制。更に4番・上野貴洋の二塁打などで立教はこの回3点を挙げ、試合の主導権を握った。

 

 

降りしきる雨の中、会心のガッツポーズを見せた負田

 

早稲田がその裏に2点を返し、1点リードで迎えた4回裏に立教は早くも先発の南泰至に代えて妹尾大雅を投入。開幕戦で勝利投手となった新星にマウンドを託したが、妹尾はぬかるむマウンドに苦しみ3者連続の四球を出してしまい、5回の試合成立を見込んだ早めの継投策は裏目と出た。このあとマウンドに上がったルーキー廣田が暴投を繰り返したところで試合は中断。10分ほどの協議の末、試合はノーゲームとなった。

妹尾は指先を気にする仕草を見せた

 

この試合の振替日は未定。

次節は早稲田が5月11日(土)に東大、立教は翌12日に法政と(会場はいずれも東大球場)対戦する。

 

 

写真・文:小池颯

 

 

 

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