慶應が10得点を挙げ勝利!|ZETT杯2022 東京×慶應

Pocket

◇東京0-10×慶應
11日・上柚木公園野球場

ZETT杯1回戦第3試合目。負けたら終わりの戦いを制したのは慶應であった。

 
 
 
 
 
 

1回表に慶應の先発・山家健(都立青山)が三者凡退で東京を抑え、完璧な立ち上がりを見せる。続いて1回裏、東京の先発・小川幹太 (県立相模原)も三者凡退で慶應を抑え、勢いづける。

2回裏、慶應の攻撃は5番・横山春平(東海大学付属浦安)のヒットから打線がつながり、1番・片岡壯介(浅野)のスリーベースヒットで3点追加。この回で5得点を挙げた。
さらに4回裏、またも慶應が得点を挙げる。2番・関口直弥(芝)がライトにヒットを打つと、エラーにより2塁まで進塁。その後、四球で3番・石井大智(東京学芸大学付属)が出塁。関口、石井が立て続けに盗塁し1アウト2,3塁のチャンスを迎えた慶應は、横山の犠牲フライ、6番・角田真(慶應義塾)のライト前ヒットによりまたも得点。この回2点を追加した。

5回表、東京にもチャンスが巡ってきた。対馬隆介(帝京大学)が四球により出塁をすると、栗本幹大(早稲田渋谷シンガポール校)のレフト前ヒット、新井大悟(川越東)が死球による出塁で満塁のチャンスを迎える。しかし、得点へとは繋げることは出来ずにこの回を終えた。

6回裏、ここでも慶應の打線が繋がった。2番・関口が四球による出塁から盗塁で2塁へ行くと、その後の5番・松本健太(東京学芸大学附属国際)のタイムリーヒットにより慶應は1点を追加し、6番・木島俊(県立春日部)のヒットで2得点目を挙げる。さらに7番・井上修吾(芝)のサヨナラヒットでこの回3得点、計10点を挙げ、6回コールドで勝利した。

タイムリーヒットを打った井上


この試合を終えて勝利に貢献した井上は、「年間を通じて選手としては中々貢献できなかったので、理事として最後は絶対に打ちたいと思っていました。打席にいる時も皆の声援はよく聞こえていたので、打てた時は率直に嬉しかったです。ZETT杯は負けたら引退なので独特の緊張感がありますが、それも楽しんで最後まで戦いたいと思います。早稲田にはリーグ戦で勝ち点を奪われているので、絶対にリベンジします!」と前向きな気持ちを語った。

 
 
 
 
 
 

 
 
 

この試合で勝利した慶應は、次戦で早稲田と戦う。負けたら引退の戦いを制するのはどちらなのか、今後の試合にも注目したい。

文:櫻井陽奈、岸谷茜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です