最高な仲間との出会いに感謝|引退特集2023〜東京大学編〜

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今季は勝利こそ逃したものの、昨季の課題であった人員不足を解消し純正チームで試合に臨むことができた東大。1年間を通してチーム内の仲を深め、そして着実に力をつけてきた。
公式戦で勝利を経験した最後の代でもある彼らに、リコタイでの思い出や気持ちを振り返ってもらった。

前年度理事 #17 杉山紀成(県立浜松北)

Q.リコタイでの4年間を一言で表すと?
A.2020年度に入部しましたが、硬式野球経験がない状態で、さらに新型コロナ感染症流行によりリーグ戦もほとんど出来ず、最初はなかなか思うように野球ができない日々が続きました。しかし試合等を重ねることで、少しずつ感覚を掴み、硬式ボールや木製バットに対応してヒットを打ったり三振を奪えたりする喜びを味わうことができるようになりました。苦労することもありましたが、ただただ「野球をすることが楽しかった」4年間でした。試合の機会を作ってくださった連盟の方々、チームの仲間に感謝をしています。本当にありがとうございました。

Q.チームのメンバーに伝えたいことは?
A.人数も少なく、試合をすること自体に苦労をすることも多かった中、マネージャーの皆さんはいつも参加してくれて、スコアを書いてくれるだけでなく、試合の準備から、ノックの球出しまで本当に色々な場面で助けていただきました。特に岸谷(岸谷茜)さんは、就活等で忙しい中でも、マネージャーとして部の野球のことも、また広報部長として連盟のことも、本当にたくさんの仕事をしてくれました。最後まで大変な仕事をやりきってくれたことに感謝しかありません。ありがとうございました。来年からは、清原(清原史帆)さんが岸谷さんの後任に当たるかと思います。野球のことも連盟のことも、大変な仕事が続くかと思いますが、無理はせず、周りの仲間や先輩の力も借りながら頑張って貰いたいです。

Q.印象に残っていることは?
A.硬式野球未経験の私にとって1番印象に残ったのは、硬式ボールよりも木製バットでした。
重いのはもちろんですが、芯を外した時の衝撃や、当たりどころが悪いと簡単に折れてしまうことなど、プロ野球では見ていましたがいざ体感するとびっくりしました。一本の値段も安くないですから、一試合で何本もバットが折れたりすると、こちらまで申し訳なくなってしまいました。そのため、できるだけバットを折らないようにしようと木目に注意したり、スイング時のバットの使い方を工夫したりとした思い出があります。外野に綺麗にヒットが打てた時はすごく感触がよくて気持ちよかったことがとても印象深かったです。

Q.杉岡勇哉(1年)から見た杉山紀成
A.緩急を使ってゴロを打たせて、上手くハマると全く打たれない東大のエース。

Q.岸谷茜(3年)から見た杉山紀成
A.不満をこぼしている時もありましたが、なんだかんだ試合にも練習にもきてくれていた心強い先輩です。先発投手のイメージが強い杉山さんですが、実はバッティングの素質もあり、昨年は規定に乗りながらも打率3割、出塁率は2年連続4割を超えている東大の大谷です!(言い過ぎ?笑) 杉山さんとは3年間で一番会う機会があったため、杉山さんロスにならないか心配です…。

Q.中村春輝(2年)から見た杉山紀成
A.舐められがちではあるが、慕われていた先輩。


マネージャー #30 青柳里佳(都立富士)

Q.リコタイでの4年間を一言で表すと?
A.リコタイで過ごした日々を漢字一字で表すと「繋」になるなと感じました。
丁友会に入り大学や学年を越えた交流が増え、新たな価値観や経験を得ることができました。そのように貴重な体験ができたリコタイには感謝しかありません!

Q.印象に残っているエピソード試合は?
A.一昨年、公式戦で勝利した試合(8/78/2411/28)です。
日々の練習が実を結び、念願の勝利を掴み取ることができた嬉しさは、その後の試合で勝ちに貪欲にこだわる姿勢へと繋がっていたと感じています。

Q.思い出の写真を1つ挙げるとしたら?
A.昨年に東京ドームで試合を行った際の写真です。
マウンドに立ち始球式をさせていただいたことや、部員たちが何本もヒットを打ったことはとても印象深く、今でも鮮明に光景が目に浮かびます。

Q.山根健太郎(3年)から見た青柳里佳
A.マネージャーとしてチームを色々と支えてくださりました。ありがとうございました!

Q.岸谷茜(3年)から見た青柳里佳
A.視野が広く、準備から片付けまで率先しておこなっていた印象があります。マネージャー未経験の私に優しく仕事や広報のことも全て教えてくれました。可愛さもひっくるめて最高の先輩です!たまに大学で見かけると幸せな気持ちになります!本当にありがとうございました!

Q.沖蒼一郎(3年)から見た青柳里佳
A.自分の入部時期が遅かったため数回程度しかお会いしたことはありませんでしたが、丁友会に体験参加した際にとても強く入部を勧められた記憶があります。


#4  出原和弥(西大和学園)

Q.リコタイでの3年間を一言で表すと?
A.「無念」です。
2年生の後半からピッチングの調子が上がってエースになれると思っていたのですが、怪我をしてしまって3年生の時には活動に参加することができず、理事も全うすることができなかったからです。

Q.印象に残っている試合は?
A.一昨年の9月1日にやった早稲田戦
久々に試合に行ったら急遽初スタメンで初出場することになりとても緊張していたのですが、初打席の初球でヒットを打つことができ、それが点に繋がったので嬉しかったです。

Q.楯正光(2年)から見た出原和弥
A.僕が理事をやるきっかけになった先輩。おちゃらけて見えるけど1人で160球投げて完投するくらい野球に対しては真剣。でも肘を脱臼してからその真剣さは消えた。(笑)

Q.田中虎太郎(2年)から見た出原和弥
A.チームのムードメーカーって感じで、困った時やミスをしてしまった時に励ましてくれたり、頼ったりできる先輩でした。

Q.山根健太郎(3年)から見た出原和弥
A.丁友会に誘ってくれた人。誘ってくれてありがとう!


#7 金井瞭真(東海)

Q.リコタイでの4年間を一言で表すと?
A.「波乱」かなあ。
1年生の時はすごくチームが活発だったけど、2年生の時は中々人が集まらず自分も怪我して苦労したので。

Q.期待の後輩は?
A.今年は1試合しか行っていないけど、そこで一緒にプレーした山口彰文中野智博は動きのキレがすごく良かったので期待しています。

Q.印象に残っているエピソードは?
A.2年生の時は足の捻挫でほとんど走れない状態だったのですが、人員不足のため出場した試合は良い意味でも悪い意味でも忘れられないです。
足が痛く引きずった状態で走っていたのですが、自分の打席に限って相手のエラーでほぼ毎回出塁してしまったのは良い思い出です。(笑)

Q.楯正光(2年)から見た金井暸真
A.僕が丁友会に入るきっかけを作ってくれた先輩。いつもクールで大学と司法試験予備校という二足の草鞋をはきこなしていた。よく怪我する。

Q.田中虎太郎(2年)から見た金井暸真
A.入ったばっかりの頃からいろいろ気にかけてくれて、いつも優しく接してくれました。

Q.沖蒼一郎(3年)から見た金井暸真
A.「決めたらとことん貫く」ですね。2年生の時はリーグ戦に全試合出場して、チームに欠かせない内野の柱となっていましたし。3年生になったら「勉学に励む」と言って、あまり来なくなりましたけど。(笑) 野球に勉強に、自分の目標に向かって全力で進む力を持っている所を尊敬しています。

#63 田近翼(筑波大学附属駒場)

Q.リコタイでの4年間を一言で表すと?
A.下手だったけど色々体験できたので「楽しかった」かな!

Q.印象に残っている試合は?
A.一昨年の先輩の引退試合で、途中出場してセンターを守ったとき。
緊張(と下手すぎて)エラーを重ねて、悪循環も続き途中から取れる気がしなくなってきた。案の定その後の打球も取れなかった。何失点したんだっけなぁ…。

Q.思い出の写真を1つ挙げるとしたら?
A.去年の東京ドームの写真。
まさか投げさせてもらえると思わなかった。打者1人だけでしたが、とてもいい思い出でした。試合後に失恋話をしてメンヘラ扱いされてたのをとても覚えています。

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Q.坪田翔(2年)から見た田近翼
A.真面目で先輩後輩の垣根無く親しみやすい人!とにかくイジられる事に生き甲斐を感じてそうでたまにスカしてるが、実はバイト先が鉄緑会と武田塾の二刀流。

Q.楯正光(2年)から見た田近翼
A.打率こそ高くないが、打ったときにはみんなが盛り上がる巨人の小林的存在。当初は守備難だったが守れば守るほど安定感が出てきた。

マネージャー長 #78 岸谷茜(横浜隼人)

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Q.リコタイでの3年間を一言で表すと?
A.大学生活の中で一番の「青春」でした!
入部するからには練習含め3年間皆勤しようと思っていたのですが、1度だけ公式戦を休んだことが唯一の後悔です。しかし、東京ドームで始球式をさせてもらえたり、3年生の時には広報部長を務めさせてもらえたりなど様々な経験をさせてもらえました。忙しかったけど楽しかったです!ありがとうございました!

Q.印象に残っている試合は?
A.一昨年のリーグ戦と去年の東京ドームでの試合です。
一昨年のリーグ戦では、創部初の3勝と最下位脱出を果たすことができました。去年のリーグ戦で勝利することはできなかったのですが、東京ドームでの交流戦では純正東大チームで勝利することができました。今年度は部員を増やすことができたので、来年度のリーグ戦に期待です!

Q.思い出の写真を1つ挙げるとしたら?
A.トンボがけしている瞬間です。(笑)
この写真、実はトンボの持ち方が良くないらしいのですが、選手から持ち方が違うと指摘されて以後気をつけるようになりました。球拾いが遅いとか、トスする時のボールの回転がどうとか、スパルタ指導ながら感謝の言葉も常日頃からかけてくれる飴と鞭な選手たちに恵まれて、少しは一丁前なマネージャーに成長できた気がします。ありがとう。(笑)

Q.清原史帆(1年)から見た岸谷茜
A.すごく優しくて、仕事が出来る完璧な先輩でした。また、選手との信頼関係も厚く選手も信頼をおいていたし、試合の時にはベンチでチームを盛り上げており、チームには欠かせない存在です!

Q.山口彰文(2年)から見た岸谷茜
A.僕たちの野球をいつでも応援してくれるその姿、10数年低迷する中日を応援する私と重なるものがありました。(笑) 冗談はさておき、人数が集まらずチームが苦しい状況の中でも野球を楽しむことができるのは先輩の明るさ、元気からみんなが力をもらっているからだと思います。口を開けば野球の話をしている印象があり、選手よりもきっと野球が好きです。そんな先輩がいない丁友会なんて考えられません!

Q.沖蒼一郎(3年)から見た岸谷茜
A.この人無くして丁友会なし!というほどいつもいた気がします。スコアブックに広報活動に新歓に…どんな活動も全力で行うエネルギッシュな人でした!

お疲れ様でした!
前列左から2番目田近、3番目金井、中央杉山
後列1番左岸谷、右から2番目出原、1番右青柳

取材・編集:岸谷茜

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