今日からリコタイ野球リーグ戦が再開。黒井と平山の旅立ちが控える法政は東大と激突!

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充実の選手層と2人の旅立ち。

今シーズンの優勝候補に法政を挙げる声はもともと多かった。昨季最終戦となったZETT杯準決勝(vs慶應)のスタメンの中で、引退したのは前主将の酒井亮多(岩村田)だけ。最多勝を獲得した平山をはじめ、揃ってベストナインを受賞した松本&黒井の二遊間、更には新人王の田中博貴…リーグ2位の原動力となったほぼ全員の主力が残った状態で今シーズンに臨んでいる。2冠を達成した早稲田は南智樹(米子東)以外の主力投手が引退したことを考えれば、法政の充実ぶりは誰の目にも明らかだった。

ところが、春のキャンプを経てシーズンの3試合を終えた時点での今季の感触について、チームリーダーの黒井は「去年より警戒されて戦いにくくなりました」と明かしていた。昨季を2位で終えた自信より、チームは「むしろ危機感」を持って今シーズンに臨んでいるという。

法政の最大の懸念事項は、投打の柱が 9月中旬にチームを離れること。航空操縦学を専攻するエース平山は訓練のため4か月間の寮生活。黒井は1年間の留学のためにアメリカ・サンディエゴへ渡ることが決まっている。平山に関しては試合のスケジュールによっては登板のチャンスが残っているが、平日の練習は基本的に参加することができない。厚い選手層を誇る法政と言えど「やーまん(平山の愛称)と誠也の穴は正直大きい」と チームの面々は漏らす。

 

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