今日からリコタイ野球リーグ戦が再開。黒井と平山の旅立ちが控える法政は東大と激突!

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尋常ではない団結力。

 

法政の選手たちが口を揃えて語るのは「にぎやかさが最大の武器」ということだ。
主将の松本も「法政の武器はチームの雰囲気です」と言い切っている。今年度も多くの一年生が入部しリーグ髄一の大所帯となった。確かに法政の試合を見ていると、試合に出ていないメンバーもしっかりと試合に入り込んでいる印象を受ける。マネージャーを含めた全員が味方のプレイに一喜一憂し、勝利の喜びを全身で表現する。開幕戦の先発にはこれまで目立った実績のなかった2年生の尾崎を抜擢するなど、練習でアピールに成功した選手が試合に出場し結果を出す好循環も生まれている。

前半戦を終えた時点での戦績は2勝2敗。昨季の早稲田が10勝2敗でリーグ優勝を果たしたことを考えれば、優勝杯を取りに行くために法政はもう1試合も落とせないと言ってもいい。決して簡単な道のりではないが、現在無敗で首位を走る慶應に対し昨季は連勝で勝点を挙げているという好材料もある。勢いをつけて8月9日の立教戦、9月11日の早稲田戦に臨むためにも今日の東大戦は快勝を収めたいところだ。

シーズンが終わったとき、彼らが順位表の一番上にいるのをぜひ見てみたい。

 

写真・文:小池颯

(一部写真提供)

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