今日からリコタイ野球リーグ戦が再開。黒井と平山の旅立ちが控える法政は東大と激突!

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2人の穴を埋める注目選手たち。

特に、「1番・遊撃」として昨季.351の高打率を残し、盗塁王とベストナインを獲得した黒井の穴を埋めるのはそう簡単ではない。実際に黒井が渡米のため欠場した4月28日の早稲田戦ではわずか1安打で敗れるなど、既に不安は露呈し始めている。 今季もここまで.382と好調を維持しているだけに、黒井の不在はチームの勝敗に直結する要因になりうる。

その早稲田戦で黒井に代わって1番に入ったのが松原徹平(所沢西)だ。この試合では無安打に終わったものの、 高い身体能力が武器の右翼手はルーキーシーズンからコンスタントに試合に出場し実績を積み重ねてきた。今季も東大、立教との試合ではそれぞれ複数安打を記録しており、リコタイJAPANとの壮行試合でも六大学選抜に選出された。調子の波を無くし高い出塁率を維持できれば、そのままトップバッターに定着できる可能性が高い。

黒井に代わって遊撃を守ることになるのは須合俊太朗(熊谷)。埼玉の強豪である熊谷高校では3番・セカンドとしてチームを夏の大会ベスト8に導いた実力派である(準々決勝で浦和学院に敗退)。「野球センスは法政でもNo.1」と言われてた逸材だったが、定位置の二遊間には松本と黒井が君臨していたためここまで出番に恵まれなかった。 肩に不安を抱える黒井を指名打者に回す形で今季は全試合にショートでスタメン出場を飾っており、 華麗な守備や柔らかい打撃で既にその才能の片鱗を見せ始めている。

 

 

エース左腕という意味で平山の穴を埋めるのは、尾崎遼介(東京成徳)の名前がまず挙がる。ダイナミックなフォームから大きなカーブと速球をテンポよく繰り出す本格派左腕で、プレシーズンの宮崎合宿で圧巻のピッチングを披露し一気に評価を高めた。 リーグ戦での実績には乏しいが、昨季の平山のように2年生エースとしてその名を轟かせる1年にしたい。

更に崎村旭や奥西賢太郎といった1年生投手たちも既にデビューを果たしチームの勝利に貢献している 。5月12日の立教戦では、リードを許したままマウンドを降りた平山のピンチを奥西が救いそのまま勝利投手になっている。崎村はスリークォーター気味のフォームから度胸よく打者に向かって投げ込むタイプで、リリーフとしての適性がありそうだ。

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