リコタイ2020開幕戦は激しい点取り合戦を制した立教に軍配。詳細レポート|立教×東大

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すっかり秋になり肌寒さを感じることが多くなった中、ようやく開幕を迎えることができた両ナインの熱気はグラウンドを熱くした。16-8という激しい点取り合戦を制した立教が開幕戦を勝利で飾った。

球場

ダイワハウススタジアム八王子

結果

チーム12345678EHR
立教422202043816
東京00502010568

先攻の立教は初回、3つの四死球で無死満塁とすると、4番・北里洸太朗(山手学院)のタイムリーで先制。その後も7番・大野龍弥(杉並学院)や9番・廣瀬竜馬(都立小山台)のタイムリーなどで、待ちに待った2020年度の開幕戦に、幸先よく4点を先制した。

立教の先発マウンドにはルーキーの小林陽人(桜美林)。先頭打者から空振り三振を奪うと、二死から3番の強打者・工藤雷己(浜松北)との対戦。一球もバットにかすらせず、空振り三振を奪った。小林はルーキーながら圧巻のピッチングを見せ付け2回を零封し、開幕投手として完璧な投球を見せた。4回からは三番手としてルーキーの市川隼渡(都立武蔵)を投入。低めのストレートで先頭打者のバットをへし折るなど、こちらも快投を見せた。強力な両ルーキーの加入により、今年の立教は課題の投手陣不足を乗り越えられるか。

ルーキーながら快投を見せた立教・市川隼渡(左)と小林陽人(右)

一方、8-0と大量ビハインドの東大も3回裏、この回からマウンドに上がった立教の永井秀明(多摩)を攻め立てる。先頭の7番・鈴木陽也が四球で出塁すると、8番・加島孝司朗(学芸大附)がライト前にヒットを放つ。無死一二塁とチャンスを作ると、立教ナインのミスも絡み東大は今季初得点を挙げた。勢いに乗った東大はその後も押し出しや内野ゴロの間に2点を追加、更には4番・細田和希(立川国際中等)も左中間を破るタイムリーツーベースを放ち、この回一挙5得点を奪い猛追を見せた。

5回は東大の三番手・丸山壮が打たせて取るピッチングでこの試合初めて立教打線を3人で抑え、守備から勢いづいた東大は裏の攻撃、四死球で無死満塁とすると、またも4番・細田のタイムリーなどで3点を返し、2点差に詰め寄る。細田はこの日3安打4打点と大暴れ。4番としてこの上ない活躍を見せた。

この日4打数3安打4打点と大車輪の活躍を見せた東大の4番・細田

立教はこの後も3番・水町和葵(福井商業)のランニングホームランなどで計6得点を挙げ、投げてはエース・野口優希(川越東)が1失点に抑える好投を見せ、降りしきる雨の中の乱打戦を立教が制した。

今季の特例として主審と両軍の理事、主将の協議によって選出されるMVPには、ランニングホームラン含む3打数2安打7塁打、4出塁、5打点と大暴れした立教の水町和葵が選ばれた。(MVP特集記事はこちら)

試合後、立教の主将・廣田は「勝てて良かった。どちらが勝ってもおかしくはなかった。守りのミスも課題だが、攻撃でももっと攻めていきたかった。次の試合までに強化します。」と、勝って兜の緒を締めた。次戦は昨季王者・慶應(10/24 検見川)である。見つかった課題を克服し、その攻撃には磨きをかけ、荒武者たちは王者に立ち向かう。

昨年に引き続き東大の底力、立教の破壊力を感じられる熱い試合となった。東大は悲願の一勝を目指して、立教は悲願の優勝を目指して、残りの短いシーズンを全力で戦い抜く。刹那に終わるこのシーズンは、その分一戦一戦色濃く、一人一人の胸に刻まれることだろう。

写真・立教マネージャー陣、文・上野貴洋

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