絶対的エースが昨年の雪辱を果たす力投。|立教×慶應 1回戦

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◇立教4ー1慶應

20日・上柚木公園球場

初戦で法政に勝利し、勢いに乗る立教は2019シーズン王者の慶應を相手に、エース小林陽人(桜美林)の9回を3安打に抑える力投で勝利した。慶應は今シーズン初戦から課題の残る結果となった。

先制したのは立教。1回表、1番市川(都立武蔵)が四球で出塁。すかさず盗塁を決め得点圏に走者を置くと、3番水町和葵(福井商業)がライト前へタイムリーを放つ。

先制タイムリーを放つ水町

その後も4回に5番尾崎拓也(県立津田沼)のあわや本塁打という当たりのセンターオーバーの3塁打、5回に2番小野耕太郎(山手学院)のセンター前へのタイムリーなどで得点を重ねた。

3塁へ滑り込む尾崎

対する慶應は7回途中から登板した河本龍斗(慶應義塾)が粘り強いピッチングで流れを手繰り寄せ、8回に連続四球で無死1,2塁のチャンスを作るも、2番横山春平(東海大浦安)のセンター前へのタイムリーの1得点に終わった。

5回に3点目となるタイムリーを放った小野は「どうしても得点が欲しい場面だったので、内野の間を抜ける打球を心がけました。」と回想。

また、9回まで小林(陽)を捕手としてリードした北里(山手学院)は「今日は特に真っ直ぐが良かった。全イニングを通して隙がなく、球威が落ちてからもコースを投げ分けることが出来たので良かった。」と力投した小林を労った。

この試合も安定感のある投球を見せた小林(陽)

両チームとも次戦まで1週間。1日ごとにさらなるレベルアップを図る。

文:相原 樹

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