慶應、打線爆発で11得点の猛攻!5回コールドで勝ち点獲得|東京×慶應 2回戦

◇東京0-11慶應(5回コールド)
28日・伊勢原サンシャインスタジアム

まだまだ暑さが続くなか迎えた、東京対慶應の第2回戦。試合は慶應打線が好機を確実にものにする隙のない攻撃で着実に得点を重ねると、終わってみれば計11得点を奪う猛攻を披露し、5回コールドで勝利を収める圧巻の試合内容となった。

1回表、慶應の先発・向井健二(都立駒場)は、一死から東京の2番・平根壮馬(筑波大学附属)、3番・水野里玖(筑波大附属駒場)に連続でセンター、レフトへの安打を許す。さらに暴投も絡み1死一、三塁とされ、いきなり先制のピンチを背負う展開となった。しかし、ここから慶應守備陣が踏ん張りを見せる。ここで、一塁走者が飛び出したところを内野陣が挟殺に持ち込み二死とする。最後は後続をきっちりと無失点に抑え、立ち上がりの窮地を、冷静な守りで見事に切り抜けた。

ピンチを凌いだ直後の1回裏、一死から2番・西目光太朗(県立前橋)がセンターへの安打、続く3番・髙村泰彰(県立水戸第一)がライトへ安打を放ち、好機を演出。ショートゴロの間に走者が入れ替わり2死一、二塁となるも、ここで5番・大内康聖(県立水戸第一)の放った鋭い打球がセンターへの適時三塁打となり、走者2人が生還。慶應が初っ端から打線の繋がりを見せ、見事に2点を先制した。

3打数3安打3打点の活躍を見せた大内


2回表、慶應は先頭打者にエラーによる出塁を許すと、続く6番・中村快遼(灘)に四球。その後も暴投により走者の進塁を許し二死2,3塁と一打同点の危機を迎えたものの、最後は見逃し三振でチェンジ。ピンチを背負いながらも圧巻の3者連続三振で凌ぎきり、東京に反撃を許さなかった。

2回裏、慶應先頭の7番・三浦旭翔(本郷)が四球を選んで出塁すると、続く8番・増田尚真(麻布)がショートへの内野安打を放ち、さらに9番・政近岳(県立湘南)も四球を見極めて無死満塁と絶好の好機を迎える。ここで相手の悪送球の間に走者2人が生還し2点を追加し、なおも無死2,3塁とする。一死の後、3番・髙村がセンターへの適時打を放ちさらに2点を追加。続く4番・林佑真(芝)も四球で繋ぐと、5番・大内がレフト越えの適時打を放ち1点を追加する。この猛攻の間に東京は投手を加賀谷昊(県立千葉)へと変更。その後慶應は6番・鈴木啓太(明治大学附属明治)の四球で一死満塁と好機を広げたものの、後続が三振とライトフライに倒れてチェンジ。3走者を残塁としたものの、この回打者一巡の猛攻で一挙5得点を奪い、リードを大きく広げた。

この試合で2打点の活躍を見せた髙村


慶應は攻撃の手を緩めず4回裏、先頭の3番・髙村、5番・大内が連続で出塁すると相手遊撃手のエラーで一死満塁と再び絶好の好機を迎える。ここで7番・島村侑(県立横浜氷取沢)がセンター越えの適時二塁打を放ち、走者3人が一気に生還して3点を追加。なおも一死2塁の場面で、2塁走者が初球から果敢に盗塁を決めて一死3塁とすると、相手投手の暴投の間に生還し、さらに1点を奪う。そこの回も足を絡めた攻撃と鋭い一打で計4得点を挙げ、勝ちへ向けて決定的なリードを奪った。

一打で3打点を挙げた島村


11点リードで迎えた5回表、慶應の2番手・古澤廉(立教新座)が東京を完璧に封じ込める。先頭を見逃し三振に仕留めると、続く打者も空振り三振、最後はライトフライに打ち取り、見事な3者凡退でゲームセット。
圧倒的な投打の噛み合いを見せた慶應が、11点差をつける5回コールド勝ちを収め、東京を相手に完璧な勝利を飾った。この試合で3安打3打点の活躍を見せた大内は「自分たちは良いピッチャーを揃えていて後攻ということもあったので、初回に2アウトから先制することができてとても良かったです。先輩方と絶対に優勝したいので、これからもたくさん打ちたいと思います!!」と試合を振り返った。


慶應は2回に打者一巡の猛攻で5点を奪うと、4回にも盗塁や相手のミスを確実に生かして計11得点を記録し、打線の爆発力を遺憾なく発揮した。守っては投手陣が東大打線を寄せ付けず、最後は3者凡退に仕留めて5回コールド勝ちを達成。投打が見事に噛み合った大勝の勢いそのままに、次戦以降の戦いにもさらなる期待がかかる。

文:富樫爽央

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