「全員の力で戦い抜ける夏へ」主将が語る好調の理由とは| 試合後インタビュー 慶應×東大 2回戦

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◇慶應11-1東大(13日・八王子上柚木公園野球場)

リーグ戦開幕から無敗でトップを走り続けている、陸の王者・慶應。開幕戦で宿敵・早稲田を破って以降、天候に恵まれずなかなか試合ができない時期もあったが、先日の東大戦では11-1の6回コールドで快勝した。また、今年は新歓活動に力を入れたこともあり、今夏に神奈川大会で横浜高校を破った県立相模原や甲子園出場校である慶應義塾高校出身者が入部するなど、リーグ随一の大所帯になった。

そんな慶應を引っ張るのは、高い守備力を買われリコタイJAPANにも選出された、主将の飯塚大生(桐朋)。今回は予告通り、そんな彼に現在のチーム状況について話を聞いた。

遊撃手としてプレーでもチームを引っ張る飯塚(中央)

先日の東大戦では、今シーズン3番での起用が多かった山口を2番にもってくるなど打順を変えて挑んだがその真意は。

まず、不動のリードオフマンである税所が短期留学に行ったことで打順の組み換えを余儀なくされました。そこで、最近頭角を現している川埜を1番に起用し、2番には打率5割超えの山口。3番には、天才的な打撃を誇る井村。4番には、思い切りのよさと速いスイングが魅力の川村。5番、6番には、最近調子がよく、いざという時頼りになる高辻と長橋。7,8,9番には、主に守備が役割の選手を並べています。特に山口を2番に起用した理由は、従来はバントなどの小技が上手い選手を2番に置く傾向が強かったですが、山口のような打てる選手を2番に置くことで、バントで簡単にアウトを相手にあげたりすることが無くなります。さらには打線の繋がりも生まれるなどのメリットがあるため、2番に置いてみました。この結果、攻撃的な打線が完成し、先日の東大戦での大量得点につながったと思います。

現在、無敗でリーグトップ。好調の理由は。

今シーズンほぼすべての試合で先発を託している宮田を中心に安定した投手陣と、昨年の打点王で今シーズンも打率5割超えの山口。さらに、1年生の頃から扇の要としてチームを支え続けてくれている加藤の活躍が大きいです。

今、警戒しているチームは。

言うまでもなく早稲田ですが、他に挙げるとすれば立教です。最近勝ってて勢いがあるらしいので。立教の先頭打者・川崎をどう抑えるかがカギだと思っています。

最終的な目標はリーグ戦優勝だと前回のインタビューで言っていたが、そのためにチームのメンバーに求めることは。

まだ慶應はリーグ戦を半分も消化しておらず、大事な試合はまだまだ続きます。4年ぶりの優勝を達成するためには、特に試合が多い8,9月を乗り切れるかどうかが重要です。さらに、その頃はちょうど暑い季節で選手の消耗も激しいと思うので、チーム全員の力で戦い抜けるような夏にしたいと思っています。そのために、選手たちには自分の役割を認識し、いつ試合に出ても1打席、そして1球で結果を残せるような万全の準備を常にしておいてほしいと思っています。

全員の力で戦い抜ける夏へ

次戦は、30日の明治戦。東大戦と同じオーダーで挑むのか、それとも新たなオーダーで挑むのか。そこにも注目だ。

文:鶴井彩央

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